人の声が、好きだった
足音も、嫌いじゃなかった
遠くから聞こえる音だけで
人が判断出来ていた
だから、だからなのだろう
特定の人を見て、話してる声
その声の後に聞こえる笑い声が
もう、どうしようもなく
嫌いでたまらなかった
多分、ただの思い込み
されど、それは思い込みだった
いつか飲み込んだ非常識が
体の中で、常識に変化した
1種の呪いに、笑うしかない
笑えるなら、どれほどいいだろう
分かってる、これはおかしい
……でも
それのなにがいけないの?
人の声が、好きだった
足音も、嫌いじゃなかった
遠くから聞こえる音だけで
人が判断出来ていた
だから、だからなのだろう
特定の人を見て、話してる声
その声の後に聞こえる笑い声が
もう、どうしようもなく
嫌いでたまらなかった
多分、ただの思い込み
されど、それは思い込みだった
いつか飲み込んだ非常識が
体の中で、常識に変化した
1種の呪いに、笑うしかない
笑えるなら、どれほどいいだろう
分かってる、これはおかしい
……でも
それのなにがいけないの?