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勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
俺は、勇翔
会社の残業を終えて
いち早く家に帰りたいと思っている
勇翔(ゆうと)
ウィーン
オートロック式の自動ドアを潜り
エレベーターのボタンを押した
勇翔(ゆうと)
チーン
エレベーターのドアが開く
勇翔(ゆうと)
5階のボタンを押すと
ゆっくりとドアは閉じ
上に上がって行った
2階付近で異変が起きた
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
目的階層である5階のボタンが
点滅していないのだ
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
そう思ったのも束の間
エレベーターの動作が可笑しいのだ
目的の5階も過ぎた
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
その時
ブーッ
エレベーターの定員を
オーバーしています
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
俺は、突然の事態に
焦り
取り敢えず、次の9階のボタンを押した
チーン
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
その時
?
勇翔(ゆうと)
?
?
?
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
?
?
勇翔(ゆうと)
?
勇翔(ゆうと)
?
?
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
?
勇翔(ゆうと)
?
?
勇翔(ゆうと)
?
?
幽霊、魂の皆さんが
此処よりも高い何処かに
向かう為に
エレベーターを使うのよ
勇翔(ゆうと)
勇翔(ゆうと)
?
?
彼女は、不気味な笑みを浮かべ
エレベーターで、上へ昇っていった
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