あみ
私3年間付き合ってた彼氏がいたんです。
あみ
でも、最近浮気されちゃって…
涼真
それで元気なかったの?
あみ
はい…
あみ
それで…私…
涼真
ちょっとずつでいいよ
あみ
はい…
あみ
ありがとうございます
元カレ
ほんと、あみの手料理は美味しいなー
あみ
うふふ、そんなことないわよ!
元カレ
いやいや、世界一だ
元カレ
うん?これはなんだ!?
あみ
これは、フランス料理、こっちはイタリア料理よ
元カレ
あみはすごいなー
元カレ
こんなのどこで学んだんだ!?
あみ
貴方のために頑張ったのよ!
あみ
そうやって元カレはいつも私を褒めてくれてました
涼真
そうなんだね。
あみ
わたしはとても幸せでした
あみ
しかし、先週事件は起こったのです。
涼真
先週ってたしかクリスマスだよね。
あみ
はい。
あみ
来週はクリスマスだね。
あみ
一緒に出かけない?
元カレ
ごめん。
元カレ
俺、仕事で…
あみ
そっかー…残念
あみ
お仕事頑張ってね
あみ
私はそう言って、深く問いませんでした。
あみ
元カレは仕事を頑張っていたし、仕事の方が大事だと思ったからです。
涼真
えらいね、あみちゃんは
あみ
いえ、そんなことないです…
あみ
ありがとうございます
あみ
デート行けなくなっちゃったし、クリスマス一人だけどレストランでご飯でも食べるか!
ウェートレス
いらっしゃいませー
あみ
一名です
元カレ
知らない女性
あみ
えっ…
元カレ
あーわりーわりー
元カレ
ごめん、別れよ
あみ
え、でも…どうして…
知らない女性
もう、いこーよー
知らない女性
あんたみたいなクソ女釣り合うわけないでしょぉー?
あみ
ひ、ひどい…
あみ
やっぱりもっと優しくした方が良かったのかな…
あみ
あの女の人女子力高かったからもっと磨かないと…
あみ
それから…
あみ
こんなことをそのあとはずっと考えていました
涼真
つらかったね…
あみ
はい…
あみ
わたしいつも浮気されてばっかりで…
あみ
私のためにこんなに話し聞いてくださってありがとうございました。
涼真
あみちゃん素敵なのに浮気するなんてありえない!
涼真
俺が必ず幸せにする!
涼真
俺と付き合ってくれ!
あみ
え…
涼真
ごめん…突然でびっくりだよね…
あみ
いえ、わたしなんかの話し聞いてくれる先輩が好きです…!
あみ
わたしで良ければよろしくおねがいします。
二人は満月の下でキスをかわしました
あみ
アハハハハハ
あみ
あの男ちょろw
あみ
あんなの嘘に決まってるでしょ
あみ
でも、インキャの私が好きな人手に入れるにはこうするしかないんだよね







