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あれは 彼女と花見をした時の事でした
毎年のように 大勢の人が来て 賑わっており
その日も そうだった
俺たちは 花見の席を 取ろうとしていたのだが
あいにく 人が多いので 桜が見れる所が 中々見つからなかった
30分くらい 歩いただろうか
疲れたのか 彼女は俺の腕を 掴んだ
そういえば 今日は手を繋いで 歩いていないと 思った俺は
手を繋ごうとすると 俺の腕を力強く引っ張ってきた
『うわ!?』
あまりにも 強かったので 俺はそのまま 尻もちをついた
後ろにいた彼女が 駆け寄ってくる
『大丈夫?』
彼女は 尻もちをついた俺をみて 心配そうに 俺に声をかけた
それを見て俺は背筋が凍った