美結と蒼がクレープを食べた修学旅行1日目。
そして今は2日目の観光中…
かいあ
僕らここで待っとるですうあ飲み物買ってきてや〜。
アスカ
よろしく〜。
すうあ
なんで私だけなんですかw
まあ、行ってきます。
まあ、行ってきます。
美結
行ってらっしゃい〜。
蒼
あ、僕m...
かいあ
蒼も、待ってような?(威圧)
蒼
...はい。
悠穂
『ごめんね、すうあさん。』
すうあ
いいですよ別にw
かいあはすうあが飲み物を買いに行ったことを確認すると悠穂達にこう切り出した。
かいあ
よし、今日、悠穂告白するで...!
悠穂
『うっ...べ、別に今日じゃなくても...』
アスカ
思い立ったら吉日って言うじゃん!
美結
当たって砕けちゃえ!
蒼
砕けちゃダメじゃないかな。
半ば強制的に告白することが決まった悠穂だった。
その頃、すうあは...
すうあ
うーん、意外と重いですね...。
まあ、何とかなるでしょう。
まあ、何とかなるでしょう。
春樹
苗穂さん、手伝おうか?
すうあが重そうに飲み物を運んでいると、春樹が声を掛けた。
すうあ
あ、確か平雪君でしたね。
春樹
うん、そうだよ。
大丈夫?重くない?
大丈夫?重くない?
すうあ
うーん、少し重いですかね。
春樹
大丈夫?手伝おうか?
すうあ
お願いしてもいいですか?
春樹
勿論いいよ。
すうあ
ありがとうございます。
春樹は、すうあから半分荷物を受け取った。
すると...
春樹
そっちも持つよ。
更にすうあの持っている荷物も持った。
すうあ
あっ...
春樹
大丈夫、気にしないで。
すうあ
でも...。
春樹
じゃあ、その代わりといってはなんだけど、今日の夜、旅館の玄関に来てくれないかな。
すうあ
...
はい!分かりました!
はい!分かりました!
深い意味を考えずに承諾してしまったすうあであった。
そして夜…
かいあ
あれ?すうあどこ行くん?
すうあ
少し呼び出しがあって。
美結
もしかして告白?!
アスカ
ヒュー!ヒュー!
すうあ
からかわないでくださいw
行ってきます。
行ってきます。
かいあ
行ってらっしゃい。
美結
告白受けた方がいいよ〜w
すうあ
だから告白かは分かりませんってw
かいあ達がすうあを送り出して少しすると…
ガラガラ
蒼
お邪魔するよ。
蒼と悠穂が入ってきた。
かいあ
あれ?悠穂もう告白終わったん?
意外と早かったなと思ったかいあが悠穂に質問すると…
悠穂
『え…?なんの事?』
悠穂はとぼける様子もなく、ほんとに分からないような答え方をした。
かいあ
え…今すうあが呼び出しがあったからって出てったとこなんよ…
アスカ
先生からの呼び出しだったりして…
美結
アスカちゃんじゃないからないんじゃないかな…
アスカ
それどういうこと!?
蒼
とりあえず待ってようか。
美結
そうだね〜。
ただ…
悠穂
......
かいあ
悠穂?
何か不吉な予感を感じた悠穂はそのまま部屋を飛び出してしまった。
美結
悠穂君!?
悠穂
(なんだろう…何故か…嫌な予感がする…)
悠穂が玄関に来た時…
春樹
苗穂さん、俺、苗穂さんのことが好きなんだ。
だから、もし良かったら付き合ってくれないかな。
だから、もし良かったら付き合ってくれないかな。
すうあ
えっと…
悠穂
(っ……!?
……なんか…やばいもの見ちゃった…)
……なんか…やばいもの見ちゃった…)
春樹
俺、本気だよ。
ダメ…かな?
ダメ…かな?
少し寂しそうに春樹は言った。
すうあ
(ゆーちゃんは告白受けた方がいいよって言ってましたよね…
それに、学生時代の恋愛はやり直しが効くって言いますし…)
それに、学生時代の恋愛はやり直しが効くって言いますし…)
すうあ
分かりました。
これからよろしくお願いします。
これからよろしくお願いします。
すうあは笑顔で答えた。
悠穂
っ……
悠穂
(こんなところ…
見たくなかった……)
見たくなかった……)
悠穂は、その場から走り去って行った。
菜乃羽
はい、ついに三角関係来ましたね
菜乃羽
どうも菜乃羽です
菜乃羽
すうあと春樹の関係はどうなるのか
菜乃羽
悠穂は失恋したままになってしまうのか
菜乃羽
今後の展開に注目できそうです
菜乃羽
※言ってみたかっただけ
菜乃羽
それでは、乙のん