テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
空詩
#ハッピーエンド
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そうして、日は過ぎていき……
久しぶりにも思える、ユリウスさんのアトリエの中。
ユリウス
私達もまた、作品を作り上げていた。
ユリウス
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
メグ
メグ
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
メグ
メグ
メグ
あの日の酒場で、ゲオルクさんが説明した作戦は、至って単純かつ、大胆なものだった。
メグ
メグ
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
メグ
メグ
ユリウス
ユリウス
ゲオルク
ゲオルク
町民
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
メグ
メグ
サーシャ
サーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
サーシャ
サーシャ
サーシャ
メグ
メグ
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
町娘
町娘
町娘
店主
店主
ミーシャ
ミーシャ
メグ
サーシャ
サーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ゲオルク
ゲオルク
不敵に笑うゲオルクさんは、机の上の地図に、平手を叩きつけた。
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
酒場を包む空気に悲壮感はもうない。
巨大な権力を煙に巻いてやる、という、いたずらっ子のような……けれど鋭い闘志に変わっていた。
そして、いよいよ決行の時刻。
サーシャ
サーシャ
メグ
ドーランで何もかも真っ白にして、彫像に扮したサーシャさんが、こちらに向けて親指を立てる。
彼女の合図を受け取った私とユリウスさんは、他の仲間達と共に、裏口の鍵をギギッと音を殺しながら開けた。
メグ
メグ
メグ
メグ
私は何度も深呼吸をしてから、音を立てないよう慎重に扉を閉め、ランプの火を灯す。
屋根向こうの月明かりとは違い、ぼんやりとした暖かさが、周囲の景色を描き出した。
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
暗がりに浮かび上がったその無機質な荷札を見て、緊張とは別の、熱い塊が胸の奥でせり上がってくる。
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
メグ
ユリウスさんが指差した先。
そこに付けられていた札は、 『素材:背景パーツ(汎用)』。
美しく繊細な花に向かって、ベチャリと粗雑な泥を投げ込まれたような気持ちが、ムカムカと腹の中で燃える。
メグ
ミーシャ
ミーシャ
役人
重いブーツの足音が、こちらに迫る。
メグ
メグ
私は慌ててランプの火を吹き消し、ユリスさんと共に、巨大な梱包箱の影へと身を潜めた。
ユリウス
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
ゴツン、ゴツンと近づいてくる靴音が、やたらと大きく聞こえる。
そんな私達のことなど知らないように、差し込まれるランプの光は、山積みにされた「素材」の山を無機質に舐めていった。
役人
役人
役人
役人
ユリウスさんと自分、両人の口元を抑え続け、しばらく後。
お互いに荒くなる息遣いを感じながら、私達は外からは見えないように身を縮こまらせた。
それこそ、足音が完全に遠ざかるまで、無意識に身体に力を籠めたりもして。
メグ
ユリウス
メグ
メグ
ようやく口元から手を離そうとした、その時だった。
役人
真後ろからかけられた低い声に、心臓が跳ね上がる。
振り返ると、そこには先ほどの役人が、私達を静かに見下ろしていた。
メグ
役人
剣に手こそかけていなかったが、その目は鋭く、私達が抱えているインクの小瓶を射抜いていた。
役人
役人
役人
役人
役人
メグ
恐怖で震える膝を、両手で無理やり押さえつけて、役人を睨む。
メグ
メグ
私は一歩、役人の放つ光の中へ踏み出した。
メグ
メグ
役人
吐き捨てるようにそう言った彼だが、しかし。
私を見据えるその瞳の奥には、否定しきれない動揺が、微かに混じっているように見えた。
メグ
メグ
メグ
役人
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
暗い倉庫の中に、重苦しい沈黙が落ちた。
私自身の心臓の音だけが、耳元でうるさいほどに鳴り響いている。
役人さんは、手元の検品リストを指が白くなるほど強く握りしめ、やがて……
吐き出すように、小さく息を漏らした。
役人
メグ
役人
役人
役人
役人
彼は一度もこちらを振り返らず、ランプの光を絞ると、闇の中へ溶けるように去っていった。
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
崩れ落ちそうになる膝を叩き、私は再び銀色のインクをペンに浸した。
メグ
メグ