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黒い紙を顔に貼り付けて皆に好かれる自分を演じ続けるのは疲れると思うけど、「私」が壊れなかったのは傍にあなたがいたからかな、って思った💭 例え嫌いだったとしてもあなたの存在が「私」にとって大切な存在であることに変わりないもんね……!でも、あなたがいないこれから先も黒い紙を顔に貼り付けるわけだからこれから先の「私」が少し心配かも……💦
ぐしゃぐしゃに黒塗りした紙を
顔の上から貼り付けてる気分だった
自分の顔が見られないように
ただ、とにかく必死だった
紙が剥がされそうになったり
剥いでしまいそうになったら
私は弱いから、逃げていた
誰も私を好きじゃない
皆黒塗りの紙が好きなの
知ってる、だから、演じるの
……だから
無理やり紙を外そうとする
あなたが、嫌いだった
……でもね
「……別に、死んで欲しいなんて思ってなかった」
道端に作られたばかりのお地蔵様に
死んだ目をした女が1人
ただ、黙って座っていたのは
……多分、異質な光景なのだろうな
そんなこと思いつつ
ただ、謝る
失ってから、気がついた
だる絡みに、依存していたのは
「……私の方だったのにね」
届かない懺悔が響く
届いて欲しい人に届かない
……そっちに行ったら抱きしめてね
なんて、他人事なお願いを心にしまって
黒塗りの紙を、顔に貼った