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次元のハライビト

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次元のハライビト

1 - 第1祓い 「次元を旅するハライビト」

♥

28

2022年08月20日

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赤羽 美菜

ハァ...ハァ...ハァ...!

赤羽 美菜

(まだ来てる...!)

赤羽 美菜

(いつまで追いかけられるの!!)

ズッ...

ズッ...

ズッ...

赤羽 美菜

(“何か”がずっと這いずってくる...!!)

赤羽 美菜

(強い恨みを向けられてる...!)

赤羽 美菜

イヤァ、イヤ!!

赤羽 美菜

イヤァァアアアアア!!

赤羽 美菜

ハァッ...!!

ピピピピッ、ピピピピッ、

赤羽 美菜

ハァ...ハァ...また...同じ夢.....

赤羽 美菜

もう...一体何なのよ...!!

大学生になって一人暮らしを始めて からというもの...

最近おかしな夢ばかり見る...

一体何なのだろうか...

ヴーッヴーッヴーッ

赤羽 美菜

電話...

赤羽 美菜

うっ、母ちゃん...

ピッ

赤羽 美菜

何?

赤羽 美菜

だから実家には帰らない!勉強で忙しいの!

赤羽 美菜

こっちも忙しんだから電話しないでよね!?

赤羽 美菜

ハァ!?彼氏!?

赤羽 美菜

んなもん作らないわよ!

赤羽 美菜

電話するなら昼間にして!!

ピッ

赤羽 美菜

はぁ...

赤羽 美菜

朝っぱらから疲れたわ...

赤羽 美菜

はぁ.....

友達

ちゃお〜、ってあれ?

友達

どうしたの?なんか最近ずっとその調子だけど...

赤羽 美菜

なんかここ最近ずっと嫌な夢ばっか見るのよねぇ...

赤羽 美菜

もう気が滅入ってるわ...

友達

幽霊とか取り憑いてたりしない?(笑)

赤羽 美菜

ちょっとやめてよぉ(笑)

友達

あははははは!

友達

まぁでも本当に辛いんなら少し学校休んだらいいんじゃない?

赤羽 美菜

でもねぇ、単位危ないしなぁ...

友達

無理して体調崩したら本末転倒でしょ?

友達

ちょっとくらい休んでも大丈夫よ

赤羽 美菜

うん...ありがとう、家帰ったら考えてみる

キーンコーンカーンコーン...

赤羽 美菜

あ!授業始まる!

赤羽 美菜

教科書準備しなきゃ!

友達

頑張れ〜

先生

ではこの問題はどうやって解きますか?

先生

皆さんでやってみましょう

赤羽 美菜

ここはこうで.....

赤羽 美菜

これはこうだから...

赤羽 美菜

そしてこれを...

ズゥッ...!

私は急に気分が悪くなった、いや、 急に悪く「させられた」のがわかった

赤羽 美菜

ウッ!

赤羽 美菜

(何!?急に胸が痛く...!!)

赤羽 美菜

グッ...ウゥ.....

先生

ん?どうした?赤羽

赤羽 美菜

グゥッ!グゥギギガガガアアァァ!!!!!!

先生

赤羽?大丈夫か!?

友達

美菜...?

赤羽 美菜

ガアアァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

先生

大丈夫か!?赤羽!!!

赤羽 美菜

ガッ...アッ.....

ドサッ...

先生

赤羽!?赤羽!!

友達

美菜!!大丈夫!?美菜ぁ!!

先生

誰でもいい!!保健室の先生を呼んでくれ!!

赤羽 美菜

(あぁ..頭が...クラクラする...)

赤羽 美菜

(意識が...遠くな.....る........)

どうしてしっかりできないの!!

あの子はできているのに...

お前は何もできないな(笑)

なんでいきてるの?お前

死んじゃえよ

死んじゃえ

死んじゃえ

死んじゃえ

死んじゃえ

赤羽 美菜

はっ!!

友達

あ...

友達

起きたあああああ!!

友達

よがったああぁぁあああ!!(泣)

赤羽 美菜

えぇ...ど、どういうこと?

先生

お前は朝の講義から夕方になるまでずっと眠ってたんだ、

赤羽 美菜

えぇ!?

赤羽 美菜

ずっとですか!?

先生

そうだ、いきなり倒れるから心配したぞ、

先生

一体何があったんだ?

赤羽 美菜

...実は、

赤羽 美菜

...ってことがあって、

先生

夢...か.....

友達

大丈夫?

赤羽 美菜

体に異常はなかったんだけど...今日、急に気持ち悪くさせられて...

先生

させられて...?

先生

ちょっと待った、意図的に誰かにやられたのか?

友達

え!?そうなの!?

赤羽 美菜

いや、そうじゃなくて...

赤羽 美菜

なんか...確証はないけどあの時誰かが私を気持ち悪くさせた感じが頭に残っていて.....

先生

なる...ほど、

友達

誰が美菜を...許せない!

先生

いや、これは人の仕業じゃないな

友達

え?

赤羽 美菜

どういうこと...ですか?

先生

私には詳しくはわからない、

先生

だがここに行ってみてくれ

先生は一枚の名刺を私たちに 渡してきた

赤羽 美菜

何これ...

先生

名刺だ、とある会社のな

友達

ハライビト...なにこれ?

先生

幽霊の除霊を専門としてる会社の社長にあたる人物の名刺だ

友達

えぇ!なにそれ!?

赤羽 美菜

先生なんでそんなすごい人の名刺持ってるんですか!?

先生

友達なのさ

先生

今日中に行きなさい、手遅れになる前にね

赤羽 美菜

え、は...はい、

友達

手遅れって...そんなに美菜はヤバい状態なんですか!?

先生

私に詳しくはわからない...ただ手遅れになる事例はある

先生

だから早く行きなさい、

先生

手遅れになる前に...

友達

そ、そうですか...!

友達

行くぞ!美菜!

赤羽 美菜

うぇ!?ちょっと引っ張んないでよぉ!!

先生

.....

先生

幽霊...か

友達

着いた...

友達

ここが...ハライビト...?

友達

って美菜!大丈夫か!?

赤羽 美菜

ハァ...ハァ...ハァ...

赤羽 美菜

大丈夫...じゃないかも...

あれから私の体調はどんどんと 悪化していきついには歩けなくなった

友達

早く、早く診てもらわないと!!

ギィ...

???

ん?

その時、会社から1人の男が現れた...

友達

すいません!!この子診てもらえませんか!!?

友達

これ...名刺です!!

???

ほォ...

友達

早く診てもらわないと手遅れになるかもしれないんです!!

???

あぁハイハイ事情はわかった、どけ

友達

は、はい!

???

ふぅ...

そう一息着くと、男は私の 背中に手を添えて...

???

てい☆

バチコォン!!

私の背中をぶっ叩いた

赤羽 美菜

いっっっったああぁぁあああ!!

友達

ちょっとなにするんですか!!

赤羽 美菜

そうですよ!いきなり叩くことはないでしょう!?

???

気分はどうだ?

赤羽 美菜

え...あれ?

赤羽 美菜

よくなってる...

途端に私の体の気分は良くなった

友達

えぇ!?嘘ぉ!!

赤羽 美菜

(なんだろう...今まで体の中にあったモヤモヤがなくなった感じ)

赤羽 美菜

あ、ありがとうございます!

友達

あ、ありがとうございます!

???

いや、いいんだ

???

それよりもさっきの名刺を見せてくれ、

友達

あ、ハイ

???

...これをどこで?

赤羽 美菜

えと、学校の先生から...

???

学校の先生...?

???

あぁ!あいつかァ!

???

元気にやってるか?

赤羽 美菜

はい、まぁ...最近保健室の先生に振られて泣いてました

???

クッハハハハハハ!そうかァ!!

???

まぁ楽しそうにやってるならいい

???

お前ら、案内しよう

赤羽 美菜

は、はい...

???

なにもない場所ですまんな、まぁ掛けたまえ

赤羽 美菜

はい...失礼します

友達

あ!お菓子だ!

???

食っていいぞ

友達

やったああ!♡

???

さて、まず状況を聞こうか

赤羽 美菜

状況...?

???

身の回りでおかしなことはあったか?

赤羽 美菜

あ、夢で誰かが這いずって追いかけてくる夢とか、今日学校で急に気分を悪くさせられたん気がしたりとか...

赤羽 美菜

これって関係ありますか?

???

あぁ、バリバリ関係してる

???

まず先に結論を言っておくと...

???

君には怨霊が取り憑いている

赤羽 美菜

.....ッ!!

友達

えぇ!?さっき祓ったんじゃないんですか!?

???

さっきのは一時的に鎮静化しただけだ、時間が経てばまた元に戻るぞ

友達

えぇ!?どうにか祓ってもらえませんか!!

???

んーそうだなぁ...

???

まぁ緊急事態ってこともあるし、今回は無料でいいか

友達

えっ、普段は有料なんですか?

???

当然だ、こっちもビジネスだからな

???

さぁて、ちゃっちゃと終わらすか

???

おい上だけ脱げ

赤羽 美菜

えっ!///

友達

ちょっとセクハラなら通報しますよ!?

???

じゃなきゃ祓えねぇんだよはよ脱げ

赤羽 美菜

うぅ...わかりました///

友達

何か少しでも怪しい動きしたら殴りますからね...!!

???

ガキの女体にゃ興味ねぇよはよしろ

赤羽 美菜

はい...///

???

うっし、始めるぞ...

???

まず先に言っておく、

赤羽 美菜

は、はい...

???

結構キツイが大丈夫か?

赤羽 美菜

え...痛いんですか?

友達

ちょっと、痛むならよして...

???

お前にゃ聞いてねぇ、俺はコイツに聞いてるんだ

赤羽 美菜

痛くても...我慢できます!

???

まぁ痛くはないから安心しろ

赤羽 美菜

え...?はい...

???

行くぞ...

???

ふぅぅぅ.....

赤羽 美菜

っ!?

瞬間、辺りの空気がピンと張り詰めたのがわかった

友達

な...なんか空気が...

???

ハッ!!

ドクン

赤羽 美菜

うぐぁっ!!?

誰かの母

なんでお前はいつも低い点数ばかり取るの!!!

???

ごめんなさい...

赤羽 美菜

(何これ...)

バチンッ!!

赤羽 美菜

...ッ!!?

子供の頬を力強く叩く母親...

???

痛い...!

誰かの母

お兄ちゃんはできるのになんでお前はできないんだい!?

赤羽 美菜

(誰かの...記憶?)

赤羽 美菜

(なんて...酷い...!)

バチンッ!バチンッ!

誰かの母

返事をしなさい!!

誰かの母

なんで返事しないの!!!

???

ごめん...なさい...

???

ウゥッ...グスッ...

誰かのお兄ちゃん

なぁ、

赤羽 美菜

(誰かきた...)

赤羽 美菜

(見た感じ...お兄ちゃん?)

???

なに...?

誰かのお兄ちゃん

お前、さっきばあちゃんからお年玉もらったよな?

???

う...うん...

誰かのお兄ちゃん

くれる?

???

え...?

誰かのお兄ちゃん

お前が持ってても意味ないだろ、早くくれよ

???

いや...でもこれはおばあちゃんが...

誰かのお兄ちゃん

言い訳すんなよ

ガッ

???

痛い...!!

髪を掴んで引っ張るお兄ちゃん...

誰かのお兄ちゃん

お前より出来の良い俺が貰った方がいいんだよ

誰かのお兄ちゃん

出来損ないの失敗作がもらったところで何に使うんだよ?

???

出来損じゃ...ない...

誰かのお兄ちゃん

言い訳するな!!

ドッ、ガッ、ゴッ、

そう言って顔をずっと殴り続ける...

赤羽 美菜

(酷い...!)

赤羽 美菜

(自分の兄弟にこんなことするなんて...)

誰かの父親

フンッ!!

バキィ!!

???

ウッ...!

???

痛いよぉ...!!

誰かの父親

喋るな!!イライラするんだよ!!!

ゴッ、ガッ、ゴッ

???

うぅ...

ボロボロになって動けなくなる...

赤羽 美菜

(家族全員でこんな酷いことしたの...!?)

赤羽 美菜

(見てて怒りが湧いてくる...!)

赤羽 美菜

(しかも良く見たらあの子は下着をつけてない!)

赤羽 美菜

(服すらまともに着せてもらえないの!?)

誰かの父親

ハァースッキリした

誰かの父親

やっぱ誰かを殴ったら気持ちいいなぁ...♪

???

ウゥッ...グスッ...

誰かの父親

..........

誰かの父親

フヘヘ...♪

ビリ...ビリ...

???

やめて...お父さんやめて...!

赤羽 美菜

(なけなしの服をちぎりだした!?)

赤羽 美菜

(この親子はどこまで腐ってるの!?)

誰かの父親

俺はもう風俗嬢ばかり抱いて飽きてきたんだよなぁ...

誰かの父親

試しに抱かせてくれよ...お前は俺の息子だから良いだろぉ?

そう言って父親は息子を犯し始めた

???

やめて!お父さんやめてぇ!!!

???

イヤダアアァァアアアア!!

赤羽 美菜

(ウゥッ...!!?)

赤羽 美菜

(もう見たくない...!!)

赤羽 美菜

(でも目を閉じれない!!なんで!?)

赤羽 美菜

(もう見たくないのに!!!)

???

うぅ...気持ち悪い.....

事が済んで子どもは1人で泣いていた

赤羽 美菜

(キツイ...精神が保たない...!)

赤羽 美菜

(もう見たくない!!)

???

もうヤダ...死にたい...死にたい...!!

???

しに...た...い.....

???

もう...死にたい...

赤羽 美菜

(ここは...橋...ッ!!?)

赤羽 美菜

(まさか飛び降り!!?)

???

あぁ...ハハ.....

子供は柵の向こう側に立つ...

赤羽 美菜

(ダメ!止めないと!!)

赤羽 美菜

(でも...声が...出ない!!?)

赤羽 美菜

(止めないと!止めないと!!)

???

もう...生きたくない...

フッ...

赤羽 美菜

(あぁ...!!!)

グチャッ

赤羽 美菜

ブハァッ!!はぁ...はぁ...

???

んお、お帰り

友達

あぁ、よかったぁ...

赤羽 美菜

私...今、

???

見たか?記憶を

赤羽 美菜

は、はい...

???

それは取り憑いてた幽霊...いや、

???

怨霊の記憶だ

赤羽 美菜

怨霊の...記憶、

???

怨霊はな、現世に恨みを持って死んだらなるんだ

???

まぁ恨みっつっても相当強い恨みじゃなきゃなれないが

赤羽 美菜

なんで私に取り憑いて...

???

いいか?まず怨霊は本人の意思じゃない、

???

人は死んだら魂が解放されるんだが、その魂に強い恨みが篭っていたらその魂が怨霊に化ける

???

恐らくお前を狙った理由は家族に愛されていたからだろうな

???

あとそいつが元々住んでる場所に近かったからとかかな

赤羽 美菜

家族に愛されて...

???

そうだ、だから妬んだんだろうな

???

怨霊が必ずしも恨んだ相手と似てる相手を狙うってわけじゃない

???

自分の望んだ未来、それを生きている人間にも矛先は向く

???

だから家族に愛されているお前のところに行ったんだろうな

赤羽 美菜

そう...なのね、

???

俺達はハライビトだ、その目的は幽霊や怨霊を全て供養する事、そして悪霊を祓い殺す事、それがハライビトだ

赤羽 美菜

祓い殺すって...

???

良いか?除霊というのは魂を殺すんだ、

???

魂と言う1人の人間に籠った命を殺す、それが俺らの生業だ

???

殺人と除霊は同じようなもんさ、覚えときな

赤羽 美菜

はい...

友達

でも幽霊は自分勝手なやつだなぁ、自分が幸せになれなかったからって人にあたるなっての

???

言い方が悪い

友達

え...

???

幽霊は大きく分けて3つある

???

1つ目は幽霊、普通に未練なく死んで彷徨う魂だ

???

2つ目は怨霊、この世に恨みを持って彷徨い、人に害を成す魂だ

???

3つ目は悪霊、本能的に人を地獄の底へ陥れようとする魂だ

???

今回の魂は怨霊、被害者だよ

???

産んでくれた相手から犯され、殴られ、罵られ、そんな人生を歩んだ魂の恨みがお前にわかるか?

友達

う...

???

そう言う事だ、何も霊が全て悪いわけじゃない、

???

今回はもう帰りな

???

もう夜遅いんだ、早く帰って寝ろ

赤羽 美菜

はい...ありがとうございました

友達

ありがとうございました!

???

おう

赤羽 美菜

......

赤羽 美菜

愛されてる、かぁ...

赤羽 美菜

(...お母さん)

ヴーッヴーッヴーッ

赤羽 美菜

あ、もしもしお母さん?

赤羽 美菜

こんどさ、今日ご飯でも一緒に行かない?

赤羽 美菜

...別に、そう言う気分なだけ

-翌日-

???

フンフフンフフ〜ン♪

秘書

社長、お客様です

???

ハイヨ、今行く

秘書

いえ、自分から会いたいと言っておりますので連れて参りました

???

へぇ、そうなのか一体誰だ?

秘書

入ってどうぞ

赤羽 美菜

こんにちは

???

んお!

???

昨日ぶりだね、何の用だ?

赤羽 美菜

単刀直入にお願いします

赤羽 美菜

私もこの会社で働かせてください

???

えっ?

赤羽 美菜

私も働きたいんです!!

???

いやだめよ

赤羽 美菜

いや、雑用でもなんでも良いです!とにかく私は昨日考えたんです!

赤羽 美菜

私...昔から幽霊の存在は信じてませんでした、

赤羽 美菜

だけど昨日の出来事があってから、幽霊に対する見方が変わったんです

赤羽 美菜

私は困ってる人を今まで助けてきました、

赤羽 美菜

なので次は幽霊を助ける番です!!

???

いやいやだめ

赤羽 美菜

なんでですか!

赤羽 美菜

私は何でもしますよ!?雑用もしますし何でもしますし!

赤羽 美菜

の、望むなら身体も...///

???

ガキのペーペーの女体にゃ興味ねぇよ、雇う気はないからどっか行きな

赤羽 美菜

んな!?これでも大学生ですよ!?

???

そう言う問題じゃない、とにかく雇えない

赤羽 美菜

なんでですか!!

???

命を失う危険性があるからだ

赤羽 美菜

え...

???

いいか、幽霊の除霊は誰でもできる、簡単だ、そんなのは霊感がありゃ誰でもできるからな

???

だが怨霊や悪霊は違う、明確な殺意を持ってるんだ、現実の人間の殺意は魂の叫びと同じ

???

下手すりゃ死ぬんだぞ?

赤羽 美菜

それでも...行きます!!

赤羽 美菜

私はそれでも助けたい!

???

はぁ...あぁーわかったいいだろう、1回だけ試験をする、それに合格できたらいいぞ

赤羽 美菜

え、本当ですか!?

赤羽 美菜

ありがとうございます!!

???

わかったからこっち来い

赤羽 美菜

はい!!

カン、カン、カン、

どんどん薄暗い地下へと進む...

赤羽 美菜

あの...ここどこですか?

???

ここは一部の人間だけしか知らない地下室だ

???

ここにはとあるものがある

赤羽 美菜

とあるもの?

???

これだ

赤羽 美菜

ッ!!なんですかコレ!?

目の前には素人でも現代の科学力では 作れないとわかる機械だった

???

いいか?幽霊の魂は次元を超える

???

この世のあらゆる別世界に侵入して、害を成す奴もいる

???

そのためにこの機会で次元を超えて移動するんだ

???

俺達はハライビトと言ってもただのハライビトじゃない、

???

俺達は...

???

次元のハライビトだ

赤羽 美菜

ええぇぇええええ!?

目の前にある巨大な機械、これは一体 なんなのか、そして美菜は無事試験 を乗り越える事ができるのか...!?

次元のハライビト

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