冷たい風に、頭痛が酷くなった
……気が、した
けど、中に戻る気にはなれなかった
冷たい世界に
太陽が心地よくて
このまま、なんとなく
溶けてしまえたら、なんて
思って、いた、のに
……溶ける資格すら
ないって、言うのか
……最低
こんな世界なんて、嫌い
どうして、幸せに、してくれないの
手に持ってる、ロープが
落ちる、音がした
……溶けて、しまいたかった
出来れば
他人の手を借りずに
自ら
自惚れて
しにたかった
コメント
1件
語り手さんにとって冷たい世界の中で唯一太陽は温もりを感じていたから「このまま溶けてしまいたい」って思ったんだろうな、って考えると溶ける資格がないと悟った時の絶望感が凄かったんだろうな……💦 しかも最後の「しにたかった」が平仮名になってるのが全て諦めてしまったような感じがして切なかった……😭😭