短編

気持ち悪くなるくらい、締め付ける

ただ、そうしないと

自分が、気持ち悪く見えて

もう、どうしようも無くなるから

そんな、自己嫌悪を抱え

笑えるモノも、笑えない

人の視線が怖くてたまらない

笑い声なんて聞きたくない

なんで、ここに居るのか分からない

けれど、ここにいない自分を

想像、出来ない

息が苦しい

けど、もう少し

あと約1週間で

私は、この学校を卒業する

早く、もう、消えたい

自分で決めた、タイムリミットが

すぐ、近くに居る

縄の前に、何年立ってると思ってる

もう、頑張ったから

止めても、無駄だよ