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雫
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墓参りからの帰り道
これまたいつもと同じ、 少し遠回りをして帰る。
大通りから少し入ったところ。
賑やかな大通りと違って、
落ち着きのある住宅街に紛れ込むようにあるカフェ
そこに寄り道するのがルーティンになっている。
この時間は特に人も少なくていい。
店員さんも、というより店主が1人、
グレー髪の優しそうなおじさんがいる。
別に話しかけてくるわけでもない、
でもいないわけでもない、みたいな…?
だから好き。ゆっくりできるからね。
長話もしやすくて、
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トコトコトコトコ…
ここ、数ヶ月前から更地になってたとこ
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ちゃんと公園になったんだ
「 はぁッ、、はっ、ぁ…、ヒッ、、 」
小さな公園で人の声が聞こえる。 しかも、これ過呼吸?
中に入ると、死角になっていた茂みのそばでしゃがみ込んでいる人がいた
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とりあえず背中を擦ってほしいことはわかった。
苦しそうに丸まった背中を大きくゆっくりさする。
言われた通りにしていると、しばらくして呼吸が落ち着き始めた。
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ほんとに大丈夫かな? なんか無理して笑ってる気が…
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って、何で俺は世話焼こうとしてんだ
家が近くの可能性もあるのに、 迷惑だよなぁ
でもまた過呼吸になって倒れても心配だし…
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俺は振り返ることもせず ダッシュでもと来た道を戻り駅へ向かった
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医師
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3人(コクコクッ
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コメント
1件
第4話、拝読しました。 主人公がすごく優しい人だなって伝わってくる回でしたね。過呼吸でしゃがみこむ人に「何かして欲しいことありますか?」って、いきなり救急車を呼ぶんじゃなくてまず本人の意思を確かめるところが、とても自然でいいなと思いました。 背中を擦るシーンの距離感とか、見知らぬ相手への気遣いが細やかで、じんわりしました。「なんで俺は世話焼こうとしてんだ」って自問するところも、いかにも現実の人間らしいリアルさがあって好きです。 最後の居酒屋のシーンで一気に空気が軽くなるのも、ほっとしました。続きも気になります!