止まらぬ時計に
罵られた、感覚がして
「そんな人間だから」
なんて、
今更どうした
元々こういう人間だったよ
過度な期待が巡る感覚
縛り付けられて、生きていきたい
なんて感覚に汚染される
だから、罵倒されるんだ
「生きていたいなんて贅沢な」
「死んでしまいたいなんて贅沢な」
じゃあ何が贅沢じゃないって言うの
どうせ死ぬ勇気もないガキの戯言
生きる根性もないガキの戯言
消えるのが怖いなんて戯言すら
贅沢と罵るのなら
じゃあ
もう
いっそ
「あなたが生きる理由になってよ」
「そしたら、死のうなんて思わない」
「…それすら、贅沢だって言うの」
死んだ目に、口が笑う
こんなこと、求めてない
だから、また嘘をつく
そっちの方が
「理想の私」で
「求められてる私」で
「あなたが知る私」、でしょう?
嘘もつけない純情なんかじゃ
この世界、やってられないの
ごめんね、純情じゃなくて
ごめんね
こんな風に生きる、贅沢者で
コメント
1件
「嘘をつく」って言ってるけど、生きることも死 ぬことも贅沢だって言うならあなたの「生きていてほしい」という言葉に縛られていた方が苦しくないんだろうな、って思うと「私」の中であなたの存在はとても大きいものなんだろうな、って感じた🙄💭 多少の贅沢もあなたには許して欲しいな、って思うと同時に「本当の私」をさらけ出せるようになって欲しいと思った……