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フレデリカ
フレデリカ
フレデリカ
フレデリカさんの告白に、酒場の中は重い沈黙に包まれた。
彼女を信用出来なくなった。 そう言いたげな視線があちこちから、私達に突き刺さる。
サーシャ
サーシャ
ミーシャ
ミーシャ
自警団員達
自警団員達
ミーシャ
自警団員達
ミーシャ
ミーシャ
そう言うとミーシャさんは、震えるフレデリカさんをカウンター席に座らせる。
彼女の隣にサーシャさんが腰掛け、お二人でフレデリカさんを挟む形になる。
それを私は、カウンター席の中心で……ユリウスさんの隣から眺めていた。
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
フレデリカ
フレデリカ
フレデリカ
フレデリカ
サーシャ
サーシャ
サーシャ
ミーシャ
サーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
ミーシャ
フレデリカ
サーシャ
サーシャ
メグ
メグ
メグ
サーシャ
サーシャ
サーシャ
ユリウス
ミーシャ
ユリウス
俯くユリウスさんの指先が、膝の上で白くなるほど震えている。
私は思わず、テーブルの下でその手に触れた。
驚いたように顔を上げたユリウスさんの瞳には、今にも消えてしまいそうな不安が揺れている。
メグ
メグ
ユリウス
メグ
メグ
メグ
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
フレデリカ
フレデリカ
フレデリカ
フレデリカさんは消え入りそうな声で微笑み、深々と頭を下げた。
その姿はどこまでも健気で、放っておけない危うさに満ちている。
メグ
メグ
メグ
メグ
私に特別な力があるわけじゃない。
それでもこの笑顔が、精巧に作られたお面のように見えて、仕方がなかった。
結局、私達はフレデリカさんを受け入れることに決めた。
と言っても、新ガイドラインが策定された直後の、大規模な摘発が収まるまで。
それか、自警団の皆さんが、危険だと判断したら、すぐにでも。
フレデリカ
フレデリカ
フレデリカ
フレデリカ
ミーシャ
ミーシャ
メグ
自警団員達
自警団員達
メグ
自警団員達
自警団員達
自警団員達
自警団員達
自警団員達
自警団員達
自警団員達
サーシャ
ミーシャ
明るい声色に、僅かな安堵の息が所々から上がる。
その中には、フレデリカさんの姿もあった。
穏やかな、しかし相変わらずお面のような、笑顔を浮かべて。
それが数時間前、夕方の事だ。
夕食を終えて、体をタオルで拭き、寝るだけになった今。
自警団の人たちが運んできてくれた粗末な毛布にくるまりながら、私はパチパチと爆ぜる暖炉の火を見つめていた。
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
ユリウス
メグ
メグ
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
メグ
メグ
ユリウス
やや硬いクッション同士を、ぴったりとくっ付けて座る。
必然的に近くなったユリウスさんの横顔は、暖炉の光で優しく照らされていた。
はまるで、ひとつの芸術品のようで、自然と視線が吸い込まれていく。
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
メグ
メグ
ユリウス
メグ
メグ
メグ
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
メグ
ユリウス
メグ
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
メグ
ユリウス
ユリウス
必然的に近くなったユリウスさんの横顔は、暖炉の光で優しく照らされていた。
ユリウス
ユリウス
再び顕になった彼の恐れが、震えになって、隣に座る私にも伝わってくる。
確かに怖いだろう。これまで情熱を注いできた物を、出来た傍から何もかも奪われたら。
私は迷ったけれど、思い切って彼の冷えた指先に、自分の手を重ねた。
メグ
メグ
メグ
メグ
メグ
意識して、揺れる菫色の瞳へと真っ直ぐな視線を向ける。
ユリウスさんの正当な努力と、その成果を見ている人がいる。
それが伝わるよう、強く願って。
ユリウス
ユリウス
ユリウス
少しだけ、本当に少しだけ。
指先に力を込めて握り返してくれたのは、伝わったと信じて、いいのだろうか。
――いや、良いのだ。
だって、ほら。
メグ