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「私」の"好き"という感情は"恋"というカテゴリーには合わないけど、ビビッ!と来る衝撃は間違いなくて、ただ名前の分からない気持ちだったのが心臓を撃ち抜かれた瞬間、この"好き"という感情の正体に気づいて可愛いと思った!! しかもタイトルの「ある種、愛より重い」っていうのも"恋愛"と"推し"は違うことを表現していて好き🫶🫶
一目惚れの魔法の方が
都合がいいとしか思えない心境
「好き」だけど、そうじゃない
「好き」だけど、結ばれたくない
ただ一生眺めてたい
その声だけ聞いていたい
一生目で追っていたい
それが、隣の席の人に抱く感情
顔がどタイプで、声もどタイプで
…そりゃ、ね?
恋に落ちますよね
…でも、隣に立つのは私以外がいい
ただ、眺めてたい
それだけの感情に
なんて、名前をつければいいの
目で追うと、たまに目が合う
今日も、そんなラッキーが訪れた
……はずだった
こちらを見て、にこっと笑う彼に
心臓を撃ち抜かれたのだ
その時、理解した
これが、友達の言っていたファンサというやつか
これが、アイドルなどに抱く感情なのか
そうか、そうか
これが
「推し」、なのか
なんて、なんて素晴らしい
一生に一度の出会いだ
これが、推し
これが、私のすべて
あぁ、そういうことか
とっくのとうに
沼に落ちていたのだ