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1 - 恋愛「君にとって」

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2020年09月02日

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恋愛「君にとって」

颯太

お前にとって、俺ってなんだ?

朱莉

自分で考えなさいよ、ばーか。

何度聞いても、お前はこればっかり。

颯太

そろそろ教えてくれても良いんじゃねぇか?

朱莉

知ってどうするのよ。

颯太

いや?どうもしないけど。ただ気になっただけだよ。

朱莉

一つ言っとくけどね・・・幼馴染以外の何者でもないからね?

颯太

そうだけどよ・・・

颯太

幼馴染だからこそ、俺の事が客観的に見て一番分かるだろ?

朱莉

はぁ?

颯太

一緒にいた時間が長いやつ程、俺の事がよく分かるだろって話だ。

朱莉

何?あんた、ナルシストか何か?

颯太

そんな事言うなよ。

朱莉

だって、そうにしか聞こえないじゃない。

颯太

何処にナルシスト要素があるってんだ?

朱莉

自分を客観的に見たいところとか。

颯太

誰だって気になるだろ。

朱莉

自分に確実な自信を持ってる人は気になんないの。

颯太

お前だってナルシストじゃねぇか。

朱莉

・・・バレた?

そうやって微笑むお前が

自分でも分からないけど、

好きになってて。

颯太

なぁ、朱莉。

朱莉

何?

だから、お前に聞く事にしたんだ。

颯太

お前にとって、

遠回しな言い方しか言えねぇけど、

颯太

・・・君にとって、

伝わると信じて。

颯太

俺ってなんだ?

俺ってなんだ?(俺の事、好き?)

朱莉

・・・自分で考えなさいよ、ばーか。

自分で考えなさいよ、ばーか。

(好きだよ。)

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