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私の名前はひなた。昔、小学校の近くにあったプールで変な母子にからまれ、無理やり裸の写真を撮られたことがある。すごく嫌だった……はずなのに、11年くらい生きた中で一番興奮した。それ以来、またお外で裸になりたいって思うようになっちゃった。
今日も学校が終わって家に帰るとすぐに裸になった。最近は暑い日が多いし、服を脱ぐだけで気持ちいいからつい脱いじゃうんだよね。でも今日はいつもより早く帰ってきてるし、もっといろいろしてみようかな……。
そうだ! お母さんがまだ帰ってこない間に裸のまま部屋を出て、家の前を散歩しようっと。
「ただいまー」
あ、帰ってきたみたい。私は慌てて部屋のドアの鍵をかけた。危なかったぁ〜。もう少し早かったら玄関で会ってるところだった。
「おかえりなさいっ!」
私は急いで服を着てリビングに向かった。そこには買い物袋を持ったお母さんがいた。やっぱり家の近くで裸になるのはムリがあるかなぁ。そこで私は、町内の裸になれそうな場所をいくつか考えてみた。
まず、この前のプールだね。でもあれ以来あの辺りには近づかないように言われてるから、別の場所を考えないとダメかも。あとは……近所の公園とか? それから、ちょっと遠いけど大きな川なら人も少ないと思う。よし決めた! 明日は川に行ってみよっと。
次の日の放課後、私はランドセルを背負って教室を出た。そして、昨日考えた計画を実行するために、早速川の方へ歩き始めた。しばらく歩くと、遠くに大きな川が流れているのが見えてきた。よし、ここでいいや。
私は川のそばにある草むらに入っていった。ここは滅多に人が来ないし、服を脱いでいてもバレにくいと思ったからだ。とはいえ、誰かに見つかっちゃったときごまかせるように、パンツだけぬいだ。ワンピースだから、すぐに裸になれる。これで準備完了!
さてと、そろそろ始めますか! 私はドキドキしながらスカートに手をかけ、ゆっくりと上に持ち上げていった。少しずつ肌があらわになってくる。心臓が激しく鼓動していた。息遣いも荒くなっていたかもしれない。こんなところを人に見られたらどうなるだろう。そう考えるとますますドキドキしてきた。
けど、そのとき、向こうから男の子たちが来るのが見えた。んん、残念。ここ、普段はあんまり人が来ないんだけどな。さすがに、人が来たら裸には……あっ、でもいいこと思いついた!
私は、男の子たちから見えるか見えないかぎりぎりのところで、授業で使った水着をとりだした。私はこれから川で泳ぐ、そのため水着に着替える、そういうふりをするわけだ。もしかしたら、着替えるため裸になったとき、男の子たちに見つかるかもしれない……。
私はワンピースの下に着ていたTシャツをゆっくり脱ぐ。私の体が徐々に露わになっていった。男の子たちは私に近づていることに気づいていないようだ。このままだと本当に見られちゃうかも……。ええい、こうなったら思い切って全部脱いじゃおう。
その瞬間、男の子たちの視線を感じた気がする。もう後戻りはできない。私はワンピースを脱ぎ捨てると、なるべく時間をかけて、ゆっくりと水着を袋から取り出すふりをした。
「おい、あれ……」
「ほんとだ……」
「なんであんなところに女の子がいるんだよ?」
男の子たちが口々に言っているのが聞こえた。やった、見られている! すごい興奮してきた! 私は水着を手にすると、ゆっくりと着ていく。なるべく時間をかけて、少しでも裸を見てもらえるように。全身に鳥肌が立ち、恥ずかしくて顔が真っ赤になっていた。男の子たちも、口を開けたまま呆然としている。ああ、私、完全に見られてる……。
「ふぅ」
なんとか水着を着てしまった。男の子たちはまだ見ているだろうか? 恐る恐る振り返ってみると、みんなどこかへ行ってしまったようだ。なんだ、つまんないの。まあいっか、とりあえず目的は達成できたしね。さて、今日はこれくらいにして帰ろうかな。次は、どうやって裸見てもらおうかなぁ。(続く)