「み…み、雅(みやび)ちゃん…?
えっ…あ、あれ…ちょっと雰囲気変わった?」
「やだー!それ言わないでよー!
なんか高校デビューしちゃったみたいじゃーん!」
父親による虐待という問題を抱え、
当て所なく彷徨っていた鶫を呼び止めたのは、
会いたいと強く願っていた親友、赤堀 雅(あかほり みやび)だった。
だが、その容姿はすっかり変わってしまっていた。
「あのね、今こっちの学校通ってんだけど、
やっぱぁ、地方の中学にいた時とは違うじゃん?
だから、心機一転って感じぃ?」
「そ、そ…そうなんだ…。」
派手な髪色に化粧の匂い。
別人のような喋り口調とテンション。
多すぎる間違い探しに戸惑うが、
嬉しさで心が弾み思わず頬が緩む。
「あ、あのね…私、雅ちゃんに会ったら…、
見せようって思ってた漫画とゲームが…た、たくさんあるの…。
雅ちゃんが好きだった…ツーピースの*************************
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