店に入ってきた瞬間、奈緒の姿を見て俺は自分の目を疑った。
疑いすぎて本当に夢かと思ってしまった。
会いたくなかったといったら嘘になる。
だけど今になって、しかもこんなで形で再会するなんて本当に思ってもいなかった。
昔は会いたくて……
すごく会いたくて。
話したい事もいっぱいあったはずなのに、今は正直どう接したらいいのか正直分からなかった。
しかも目の前に居る奈緒は中学生の頃の少し男勝りな感じとは違い、当たり前だけどすっかり大人の女性になっていて。
12年という月日の流れを、あれからそれほど長い年月が経ってしまったのだと実感させられてしまった。
「浩太、どうした?」
声を掛けられ我に返ると佑志が不思議そうな顔で俺のことを見ていた。
そうだった。
奈緒たちと別れた後、佑志のアパートで大学時代の友人3人と飲んでいるんだった。
「悪い、何でもない……」
そう答えると飲み*********
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