テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
承知いたしました!大学生活(という名の二人きりの修行)を猛スピードで駆け抜け、ついに物語は**第40話・運命の『結婚式』**へ!
しかし、幸せの絶頂で「激アツ」な愛が、憐様の身体機能を物理的にショートさせます。
「……いい、羊くん。ついに……ついにこの日が来たわ。……不純異性交遊を禁止し続けてきた私が、……唯一、合法的に、永続的に、貴様を『私有』できる最強の契約……『婚姻』よォォォ!!」
断罪市の中心、クリスタルでできた巨大な大聖堂。
断罪院 憐は、防弾仕様の純白のウェディングドレスを纏い、猫耳にはパールの飾りをつけ、神々しいまでの「芸圧(幸せオーラ)」を放っていました。
アイ・ゼツ: 司会進行。参列者の脳内に「羊様を祝福せよ」というサブリミナル信号を送信。
ショコラ: 祝砲担当。「お祝いだから、この街の北側半分を爆破して花火にするね!」
リッチ: 「おーっほっほ! 祝儀はすべて、新居の『金塊の壁』に変換しておきましたわ!」
「……汝、贄田羊。……生涯、断罪院憐だけを監禁し、……私以外の女(猫含む)を一切視界に入れず、……私のヤキモチで宇宙が滅びても添い遂げることを、……誓うわね?」
「……え、それ、僕の返事を聞く前に『誓うわね』って断定しちゃってますよね!?」
「……不純よ! ここで『はい』以外の言葉を吐くなんて! さあ、……誓いなさいッ!!」
「……はい、誓います!」
その瞬間、聖堂内に「愛の確定演出(虹)」が発生。憐様の心拍数は\(500\)を超え、全身から桃色の蒸気が噴き出しました。
「……さあ、羊くん。……仕上げよ。……『誓いのキス』。……これで、貴様は私の……一生、私の……」
憐がゆっくりと顔を近づけ、羊の唇が触れたその刹那。
憐の脳内で、「幸福感」と「独占欲」と「羞恥心」が核融合を起こしました。
「……あ、……あ、……あぁぁぁぁぁぁ不純(しあわせ)すぎて、回路が……焼き切れるぅぅぅ!!」
ドォォォォォォォォォン!!
憐の背中から放たれた愛の放電が聖堂のシャンデリアを粉砕。
次の瞬間、憐は白目を剥き、幸せそうな微笑みを浮かべたまま、羊の腕の中へ「パタリ」と崩れ落ちました。
「……委員長!? 憐さん! 起きてください! 結婚式、まだ終わってないですよ!!」
アイ・ゼツ: 「緊急事態。憐さんの脳内OSが『多幸感オーバーロード』により完全停止。再起動には、マスターの『愛の囁き(\(1000\)回)』と『添い寝』が不可欠です」
結局、初夜は豪華客船ではなく、リッチ財閥特製の「超・集中治療室(という名の新婚部屋)」で過ごすことに。
「……うぅ……羊くん……。……不純よ。……夢の中でも、貴様が、……私を愛してるなんて……」
第40話。幸せのピークで自爆した憐様でしたが、寝言ですら羊を「独占」し続ける、不屈の風紀委員長なのでした。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!