テラーノベル
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母を亡くし、父も亡くし、兄は戦場へ。
一人になってしまった…。
横を見ると、恋のお母さんと恋の姿。
その姿がなぜだかむしょうに、腹だった。
多分”嫉妬”だろう。
『兄ちゃん…帰ってきて……。』
そう心から願わないと八つ当たりをしてしまいそうだった。
すると外で、大きな音が響いた。
『いやぁぁぁ!』
『なに?!』
『怖いよぉ。』
そんな声がたくさんあった。
恋はお母さんにぎゅっと抱きしめられていた。
(…俺は?俺は母さんも失って誰もいないのに……誰かぁ抱きしめてよぉ)
涙が零れそうだった。
外に出ようかとも思った。
でも外は銃声と爆弾の音が鳴り響く。
『_______________』
恋が何かを言った。
その恋の言葉は誰もが願っていることだった。
『早く…終わってよ…早く皆に会わせてよ。』
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