「昨日は本当にごめん!!」
修学旅行2日目の朝、身体にピッタリと腕をくっつけ、これぞ謝罪の見本とでもいうような角度で、たけるは頭を下げた。
「え!?やめて、たけるは何も悪くないよ!私の方こそ、意味分かんないこと言ってごめん」
深い眠りに落ちる前までは、頭の中に浮かんでは消えていく雑念があったのに、目覚めるとポッカリと空いた空間に、残ったものはたけるの言葉だった。
からかわれただけ。気にすることなんてない
「昨日は寝不足で疲れてたからあんなこと言っちゃったけど、よく考えたら、たけるの言う通り、からかわれただけだったって気付いたの!私、全然気にしてないから、大丈夫!!それよりさ、今日はどこにいくんだっけ?昨日楽しめなかった分、楽しみで仕方ないよ!ねぇ、早く行こう!」
「でも――」
「よし!みやも元気になったし、今日は夕方の集合時間までグループに分かれて自由行動だから、いろんな場所***************
****************************
******
**********************
*********
****************
**********
************************
続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。