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(黒い画面中央に⚠️テロップ)
※ここから先の映像は、
白虎機関による危険度の高い呪物の調査検査実験記録を含みます。
※映像には様々な霊的な加工処理を施していますが、
頭痛や嘔吐、幻聴・幻覚など異変が生じた場合は速やかに視聴を止め、
最寄りの寺社仏閣、あるいはその他の祭祀施設で相談してください。
(画面が切り替わり、スタジオへ)
トウヤ:
(パン、と自分の左右の頬を両手で叩いて)
ここからは気分を切り替えて進めていこう!
というか、本番はここからだからね。……二人とも、続けても大丈夫?
ハル:
……。
マリン:
大丈夫だよ、ハルくん。これまで通り、
どんなに怖いことがあっても絶対守ってあげるから。
ハル:
うん……。
(ハル、ぐすっと鼻をすする)
トウヤ:
……それでAくんが犯行時かぶっていた「無貌」なんだけど、結論から言うね?
松竹梅でいえば特大松とでも言うべき、激ヤバ呪物でした!
マリン:
じゃあ、やっぱりあのお面は……。
トウヤ:
うん。あまりにも危険と言うことで、
すぐさま警察から白虎機関の本部に引き渡されたんだよね。
(数秒間の間をあけて)
で、今回もこの私、塚森トウヤが取材に行ってきました!
マリン:
……え?
トウヤくん、一人で取材に出かけたの?
私に一言の声がけもなく?
トウヤ:
仕方ないでしょ、緊急オファーだったんだから……。
それにたまたまハルの身体の様子を見に行くのも俺の当番だったからな。
……ハルがメインで、そっちはあくまでおまけだよ。
(ムッとした表情で口を閉ざすマリン)
(ハル、不安そうな声で)
ハル:
……ママ、怒った?
マリン:
ううん、ハルくんには怒ってないよ♪
(低く唸るような声で)――トウヤくん。……後でちょっと話があるからね。
(数秒間の沈黙)
トウヤ:
じゃ、じゃあ、その時のVTRがありますので――。
取りあえず見てくださいっ!
(画面暗転)