本当は、お風呂でシャワーを浴びてスッキリして、スクラブをしてお肌の調子を整えて、仕上げにパックもしたいし、いい匂いのするボディクリームだって塗りたい。
下着だって、この前選んだ可愛い系のものを着けたい。
「あっ」
なのに、今現在の状況は自分の思い描く理想からはかけ離れている。背中を壁に押し付けられ、重ねられた唇から割って入ってきた雨宮くんの柔らかく熱い舌は、ひたすら本能的に私の舌を深追いしている。
こんな性急的に求められて、応じてしまっている自分に驚く。
背中に腕を回すと、スーツの下にある引き締まった身体を感じてしまい、余計にこれからのことを想像してしまう。
「高城」
そんなに甘い声で名前を呼ばないで欲しい。腰が砕けそう。
仕事から帰ってきた身体はきっと汗臭いし、化粧だってよれてる。
それに、今日の下着は可愛い系ではない。
だけど、目の前にいる雨宮くんは、そんな私が欲し*****************
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