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#一次創作
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📩相談
高校二年生・仮名:Rさん
何か新しいことを始めようと思っても、やる前から
「どうせ続かない」
「どうせ自分には無理」
と思ってしまいます。
本当にやってみたら違うのかもしれません。
でも、始める前に諦めてしまうので、結局何も変わりません。
失敗した経験が多いからなのか、自分でもよく分かりません。
やる前から諦める癖を直したいです。
遥
「これ、諦めてるというより怖いんじゃないか」
蓮司
「俺もそう思った」
日下部
「なぜそう考えた」
遥
「だって、本当に興味なかったら相談しないだろ。『直したい』って書いてるし、やりたい気持ちはあるんだよ」
蓮司
「始めないことを選んでるんじゃなくて、始められなくなってる感じか」
日下部
「可能性はある。失敗を予測し、その時点で終了させている」
遥
「未来の失敗で今の自分が負けてる」
蓮司
「しかも、その未来ってまだ来てない」
遥
「そうなんだよな。何も起きてないのに終わってる」
日下部
「人間は過去の経験を材料に未来を予測する。それ自体は自然だ。問題は、その予測を事実として扱い始めることだ」
蓮司
「『前も駄目だったから今回も駄目』って決めるやつか」
日下部
「そうだ」
遥
「でも前と今回って別なのにな」
蓮司
「条件も違うし、年齢も違うし、自分も少しは変わってる」
遥
「なんかさ。失敗するのが怖いっていうより、『またやっぱり駄目だった』って思うのが嫌なのかも」
日下部
「自己評価がさらに下がることを恐れているわけだ」
蓮司
「一回の失敗じゃなくて、その意味まで背負っちゃう人いるからな」
遥
「『失敗した』じゃなくて、『だから自分は駄目なんだ』になる」
日下部
「それは飛躍だ。結果と人格は別だ」
遥
「分かってても難しいんだけどな」
蓮司
「Rさんって、成功したい人というより、失敗して傷つきたくない人なんじゃないか」
遥
「それならすごく分かる」
日下部
「ならば必要なのは自信ではない。失敗しても終わりではないという感覚だ」
蓮司
「始める前から百点を目指すと、一歩目が重くなるしな」
遥
「だから、やる前の自分が決めた未来を全部信じなくてもいいと思う」
🗝 三人からのことば
遥
「やりたいのに始められないなら、それは怠けじゃなくて怖さかもしれない」
蓮司
「未来の予想は、未来そのものじゃない」
日下部
「過去の失敗は、次の結果を保証するものではない」
コメント
1件
うわあ、このエピソード、すごく刺さりました……。「どうせ続かない」って思う気持ち、めちゃくちゃ分かります。遥たちが「それは怖さだ」って言い換えてくれたのが、すごく優しくて。特に「未来の失敗で今の自分が負けてる」ってフレーズ、胸にグッときました。まだ起きてないことに負けるの、もったいないですよね。Rさんの「直したい」って気持ちをちゃんと拾ってくれて、三人の言葉が温かかったです。