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「あ、お姉ちゃん!」
どうやらゆうちゃんが、男の子たちを連れてきたらしい。
「お姉ちゃん、こんにちは!」
と、元気よく挨拶してくれる。かわいいなぁ。思わず笑顔になる。でも、着ぐるみの中身がお姉ちゃんなのは(というか中に人が入っているってことは)、秘密だったのに……。ま、いっか。
「こんにちは」
「おねえさん、こんにちは」
と、次々と挨拶してくれた。みんな元気だ。私は、子どもたちに目線を合わせようと屈むことにした。そうすると、何人かの子が抱きついてきた。かわいいなぁ、と思ってたんだけど、あ、あれ? なんか変な感触がする。これってまさか……。
「えへへ。お姉ちゃんのお尻を触っちゃった」
そういう声が聞こえてきて、慌てて振り向くと、ゆうちゃんがいた。
「あははは、ごめんね」
悪びれもなく謝ってくる。
「も、もう、やめてよぉ」
「あはは、怒らないでよ」
「ゆうちゃん、ずるい。僕もやるー」
「ぼくもー」
他の子ども達にも群がられて、おしりを撫でまわされてしまった。
「ちょ、ちょっと……」
みんな無邪気だから、遠慮なく触ってくるので、けっこう恥ずかしかった。というか、パンツ越しとはいえ、お尻を触られて、すごくドキドキした。
「お姉さんって、意外とおっきいんだねぇ」
という子もいた。そりゃそうですよ。女の子なんだもん。
「あの、あんまり強くしないで……」
とお願いすると、彼らはニヤリとして、さらに触ってきた。
「えー、もっと触りたいよー」
と、一人が言うと、他の子たちも「そうだ、そうだ」と同調してきた。困ったな。
「あ、あの、お姉ちゃんは……恥ずかしくて死んじゃいそうなんです……」
と、私が蚊の鳴くような声で頼んだけど、男の子たちは、ますます興奮してしまったようだ。
「わーい、やったー」
「いいこと聞いたー」
と口々に言っている。こいつら、楽しんでるな? しかも、触る場所がお尻だけでなく、胸の方に手が伸びてくる。あっ、そこはダメ! 私は焦って逃げようとしたけど、後ろは壁だし、前も子供たちがいるから、身動きが取れず、されるがままになってしまった。うぅ……恥ずかしい。ブラもつけてないし、直接揉まれてるみたいな感触だ。(続く)