TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


「はぁ……」


迷った……てか、このくだり前にもあったよね。


いやさ、俺だって迷いたくないよ?でも考えてみてよ、一旦みんな一呼吸置いてね?


まず、知らない世界に飛ばされるでしょ?それってさ、今までの日本の形式、例えばデパートなら大体ここにトイレがあるとか解るじゃん?

そう言うの無いわけよ、わかる?


異世界に転生した人って描写がないだけで裏でこういう苦労もあったのか……


とぼとぼと歩いていたらさっきのメイドがやってきた。


「あら、新人さん?どうしたの?」


「あ、えーっと」


そう言えばメイドの人たちはアンナ先輩以外名前を知らない。


「あ、そっか、私の名前はペロルよ、残念ながらメイドの中じゃそんなに高い位置じゃないけどね」


「よろしくお願いいたします、ペロル先輩」


「よしてよ先輩とか」


ペロル先輩はケタケタと笑う、あ、この人いい人だ。

それにしてもすごいキューティクルな名前だな。


「それで、どうしたの?」


「その、道に迷いまして」


「あぁ、屋敷は広いもんね、とりあえずメイド寮はこっちよ?」


「ありがとうございます」


「じゃぁ、お礼にさっきも言ったけどサイン頂戴?」


「サインとか書いたことないんですが……」


「それでいいのよ♪今はこの魔皮紙しか持ってないからこれでいいかな?」


とりあえずペンと魔皮紙を渡されたのでそれに走り書き初心者みたいな字で『アオイ』と書く


「ありがとね」


「こんなことで良ければ」


「それでさっき言ったとおりあっちの方向に行けばメイド寮に付くから、送らなくて大丈夫よね?」


「はい、何とかなりそうです?」


「疑問系なのがこわいけどとりあえず私はマスターに呼ばれたからちょっと行くね?じゃーねー」


そういってペロル先輩は俺の来た道を行ってしまった

ところで、有名人になってサイン求められるの初なんだけどさ



有名になっても俺って奴隷なんだな……



loading

この作品はいかがでしたか?

11

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚