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私たちは今日もタイムマシーンで各地を巡っていた。
案内人「2004年12月26日のスリランカです」
クロナ「お母さん、気をつけて。このタイムマシーン、おかしい。本来なら危険な場所に行くはずないのに」
セレン「晴れてるし、海も線路も見える丘の上なのに…何が?」
ガタンゴトン、ゴゴゴー!
セレン「なに、地震!?」
クロナ「そう、スリランカ津波列車事故の場所だよ!」
セレン「嘘でしょ…歴史上最悪の列車事故…!?」
キーッ!!
セレン「なんで列車の上に人がよじ登ってるの!?」
クロナ「当時の人々は、列車なら流されないと思って逃げなかったらしい」
ゴゴゴー!
クロナ「大津波だ…あれで、多くの人が…」
セレン「なんで、神様はいつも私ばかり…」
クロナ「お母さん、私も辛いよ。でも、前を向いて生きていれば、きっといいことがある」
セレン「いいことって何よ!いつも私ばっかり…」
クロナが私を抱きしめる。温もりに、母親としての情けなさと、感謝が入り混じった。