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📩 質問：「友達に本音言える？」
蓮司「質問。“友達に本音、言える？”だって」
日下部「……簡単そうで、むずかしいな」
遥「言えるようで、言えないことのほうが多い」
蓮司「え、なんで？ 友達なら言えばよくない？」
日下部「お前は思ったこと全部口に出すタイプだろ」
蓮司「まぁ、我慢すると苦しくなるし。言ってスッキリしたい派」
遥「……オレは、相手が傷つくかもって思うと、黙っちゃう」
日下部「俺も。『言わなきゃよかった』って後悔したくない」
蓮司「でもさ、言わなかったらそれもそれで苦しくない？」
遥「うん。でも、“言っていいこと”と“言わないほうがいいこと”、
その境目がまだよくわからない」
日下部「大人になっても、多分わかんねぇよ」
蓮司「マジか。じゃあ一生、腹八分目で付き合う感じ？」
遥「……それくらいが、ちょうどいいのかも」
日下部「本音を全部出せるのは、“友達”より、もう少し特別な誰かだな」
蓮司「へぇ、詩人だねぇ。録音しとこ」
日下部「やめろ」
（小さな笑いが落ちる。けれど空気はどこか優しい）
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