テラーノベル
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この世界は不思議
食べ物や動物、そして鬼やドラゴンが人型で暮らしている
もちろん人間もさ
穢れているけれど、隠して取り繕って
まるで1つの仮面のようだね
その“平和”な世界には…
*喰族*がいるみたいで_
「…..」
「りんちゃーん〜」
「すず…」
「もぅ、ほんといつもどこにいるかわかんないね!」
「…ごめん」
「っははっ!そんな間に受けないでよ〜」
ギルル「….平和、だってさ…」
フードを深く被った鬼が、路地裏からひっそりつぶやく
この世界じゃ鬼に対しての印象は最悪だ
人気者になれるのは極一部…
もちろんギルルは人気者なんかじゃない
なんなら学校で恐れられている
「あ、来たよ」
「あの子、陰で人間とか食べてるらしいよ….」
ギルル (ばっかみたい…)
ハナ 「ギルル」
ギルル「ハ、ハナ…」
ハナ 「もうあんなやつらどうでもいわ、行きましょ」
ギルル「あ、うん…」
「ハナってばあんなやつに優しくしてるとかw」
「頭おかしくなったんじゃない?w」
ギルル「…」
ギルル「ねぇ、なんで僕に優しくしてくれるの、?」
ハナ 「だって、証拠もない噂でハブるなんておかしいわ」
ギルル「でも、よく記憶無くすし…その間に僕が誰かを喰ってるかもしれないし…そもそも君まで巻き込むなんて…」
ハナ 「私は、あんたが誰かを喰ってても喰ってなくても、どっちでもいいわ」
ハナ「それに、私がそんな簡単に折れる女じゃないことは知ってるはずよ」
ギルル(…なんで…)
ハナは優しい人間の女の子。
僕は恐ろしい鬼の男の子
釣り合うわけがない…..
僕と仲良くしてくれる人はハナちゃんだけじゃない
ドラゴンの「ヴィング」♂同じ鬼の「ディア」♂
植物類の菜の花「フラワー」♀
他にもたくさんいるけれど、この4人が1番良く接してくれる
ヴィング「おーいギルル!またボーっとしてたな?」
フラワー「いい加減その癖やめなよ〜」
ディア「ボーっとしてる時のギルルの顔怖ぇぞ」
ギルル「あ、ごめん…」
フラワー「まぁそんな重く考えなくて大丈夫だよ〜」
ヴィング「というかそろそろ飯だろ?行こうぜ!」
ハナ 「賛成〜!」
ギルル「あはは…じゃあ行こっか」
学校生活も終わり、家に帰る
夜がやってくる….
「キャァァァァ!!!」
「なんだ?!誰かいるのか?!」
「なんだこれ、血の匂い?!」
「おい!あそこに誰かいるぞ!!」
「おとなしくしろ!!」
「ゔゔゔぅッ…!」
「あ”ゔぅぅッ!!」
「なんなんだこいつ…!」
「おい見ろ、!!死体だ!」
「嘘だろ…まさかこいつが?!」
「がぁ”ぁぁ”ぁぁ”ッッ!!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」
静かな夜に響く肉をえぐる音、血の飛ぶ音、その者達の悲鳴
美味しい、温かい、肉の味___
ジリリリリリリリッ!!!
ギルル「(ガバッ」
ギルル「…..」
なぜか冷や汗が止まらない、少し寝不足気味だし、一体なんなんだ…
奇妙な夢…….
ヴィング「どうしたギルル?食べないのか?」
ギルル「うん…なんか今日はあんまりお腹が空かなくて….」
ヴィング「というか見ろよ!この記事!」
ディア「大量の死体が発見だってさ」
ヴィング「目撃者もみーんな殺されちまったんだよ!しかも歯型がついてたらしいぜ…!」
フラワー「物騒だよねぇ…」
ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ
脈打ちが早くなる、血の気が引く、
やっぱり冷や汗が止まらない…どういうことだ…
ギルル「、そ、そういえばハナちゃんは?」
フラワー「今日は休みみたいだよ〜、体調崩しちゃったのかな?」
ディア「喰われてたりして…」
ヴィング「やめろよ縁起でもない、!!」
ギルル「……」
コメント
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サムネ(E)ね(?) ネーミングセンスありあまってますね貴方.....🫵🫠 うあぁかわいそう....なんてこと…