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それから二人だけの甘い時間が始まる。
凪子はキスをしながらなんとか自分の思いを伝えようと信也にしがみつく。
その思いが伝わったのか信也は一度唇を離して微笑んでから、今度は凪子の首筋へ唇を這わせ始めた。
そして信也の右手が凪子の露わになった太腿と尻を撫で始める。
凪子はシルクの膝丈のシャツタイプのパジャマを着ていた。
その下にはパンティしか身につけていないというなんとも無防備な姿だ。
信也の右手はパジャマの裾から中へ潜り込むと、凪子のなめらかな肌の上をさまよい始めた。
それだけで凪子の口から甘い吐息が漏れてしまう。
信也の愛撫はなんとも言えない絶妙な力加減だ。こんな繊細な愛撫を凪子は今まで受けた事がない。
良輔の時はもっと無骨で荒々しかった。
その焦らされるような手の動きに、思わず凪子は声を漏らす。
「んっ……」
その声を合図に信也の手はパンティの中へ滑り込んだ。
「あ……んっ……」
思わず声が漏れてしまう。そしてもっと触れて欲しいと思う。
信也は一度手を離すと、両手で凪子のパジャマのボタンを外し始めた。
そしてあっという間にするりとパジャマを脱がせた。
凪子の裸体を見た信也は、感動したようにじっと見つめる。
そして凪子の耳たぶを甘噛みしながら耳元で囁いた。
「とっても綺麗だよ」
信也は両手で形の良い乳房を包み込んだ後揉み始める。
「はぁっ…あんっ」
思わず凪子から大きな声が漏れる。
信也はその素直な反応に嬉しそうに微笑むと、掴んだ乳房の先端を口に含んだ。
そしてピンク色の硬くなった乳首を舌で転がし始める。
「あん……あんっ……」
凪子の喘ぎ声はさらに大きくなる。
あまりの気持ち良さに、凪子はのけぞり腰が無意識に浮いてしまう。
その結果、乳首を信也に差し出すような形になってしまった。
信也は差し出された極上のデザートを嬉しそうに丹念に味わい続ける。
凪子のあえぎ声は、更に激しくなっていった。
充分に凪子の胸を堪能した信也は、一度身体を離すと着ていたTシャツを脱ぎ捨てた。
そして凪子をソファーから抱き上げると凪子に聞く。
「ベッドはもう買った?」
突然聞かれた凪子は、急に現実に引き戻される。
「買ったわ。セミダブルよ」
「いい子だ」
信也はニッコリ笑うと、凪子を抱き上げたまま寝室へ入って行った。
ベッドへ移動した二人は、すぐに激しく絡み合う。
まるで昔から互いの身体を知り尽くしているかのように、ごく自然にそしてスムーズに二人は互いを高め合う。
凪子はどこに触れられても激しく反応する。まるで身体全体が性感帯になってしまったかのように信也の一挙一動にビクッと反応してしまう。
こんな事は始めてだ。
凪子のあまりの感度の良さに、信也の気持ちも高ぶっていった。
(凄い…凄いわ……こんなの初めて…)
凪子は次々押し寄せる強い快感に、頭が真っ白になっていく。
そして何も考えられなくなる。
信也は再び凪子の乳首にたっぷりと愛撫を加えた後、今度はその唇を臍の方へと移動させていく。
「ちょっ…ちょっ…信也…それは駄目……」
「どうして? 凪子が甘い匂いで俺を誘っているっていうのに?」
信也はそう言うと、凪子のパンティーを一気に引き下ろした。
そして凪子の足首を掴んで広げると、その中心にある凪子の敏感な部分へと顔を埋める。
その部分からは、まるで誘うような甘い蜜がトロトロと溢れ出していた。
信也はたまらないといった様子で凪子の匂いを堪能した後、舌先でその部分を攻め始めた。
「キャッ…..駄目っ…ダメだったら……はぁんっ…..」
そこから先は言葉にならず、激しい喘ぎ声が漏れるだけだった。
信也はチュパッと音を立てて凪子の愛液をすくい取る。その度に凪子の身体がビクッと反応する。
デリケートな部分に強い刺激を受け続けた凪子は、おかしくなりそうだった。
そしてとうとう絶頂への階段を上り始める。
「アッアッ……アア―ッ……」
凪子は足先までピーンと力が入った後、急にぐったりと動かなくなった。
その代わりに、凪子の身体からはとめどなく愛液が溢れ出してくる。
信也はそれを嬉しそうに舌先で絡め取っていく、
そして果てた凪子を見て満足そうな表情を浮かべると、まだ息が荒い凪子に聞いた。
「気持ち良かったか?」
「….ん…凄かった……」
凪子は「こんなのは初めて」と信也に伝えたかったが、まだ余韻に浸っていた為一言返すのが精一杯だった。
そこで信也は凪子から身体を離すと、ベッド脇に腰掛けてジーンズと下着を脱ぎ捨てた。
そしてポケットから避妊具を取り出すと素早く着ける。
「離婚直後だから、まだ妊娠しないようにしないとな…」
信也はそう言ってからぐったりしている凪子の両ひざを抱え上げ自分の腰を押し付ける。
そしてそのまま凪子に入って行った。
「はぁんっ……」
その瞬間、色っぽい凪子の声が寝室に響く。
その声に興奮した信也はさらに硬く強く漲っていった。
突き立てられた瞬間、先ほどまでとは全く違う大きな快感が凪子を襲う。
信也は一度グーッと奥まで突き刺してから小刻みに腰を振り始めた。
「ああっ…ダメダメ逝っちゃう…駄目よっ……信也っ」
凪子の慌てぶりに信也が笑う。
「凪子早すぎるぞ。もうちょっと我慢しろ」
「いやんっ、ダメっ、駄目だったら、あんっっ…なにこれ…凄いっ…ハァッ…..」
信也は小刻みな動きから、少し大きめのピストンへと動きを変えた。
そして凪子の中を味わい尽くすかのように腰を捏ね繰り回す。
二人が繋がった部分からは卑猥な音が響き、二人はそれを聞いて興奮度が増していった。
「凪子愛してる……俺は君に会った瞬間からずっとこうしたかったんだ。あの頃は勇気がなかったが今ならちゃんと言える。君を愛してる」
信也は繋がったまま凪子に唇を重ねた。
凪子は快感の渦の中に飲み込まれていたので、ぼんやりと信也の声を聞いていた。
しかし信也の気持ちはきちんと伝わっていた。
(愛されるというのはこういう事なのだ……)
凪子は信也に抱かれて初めてわかったような気がした。
凪子は初めて本当の愛を知ったような気がした。
二人は徐々に絶頂へと向かっていた。
「凪子……」
「アアッ….し…んや……イ…ク…」
「クッ……」
その瞬間、凪子の身体が大きくのけ反った。
信也に抱かれた凪子はとても美しかった。
信也の愛により凪子の身体はほんのりピンク色に染まっていた。
そして二人は同時に絶頂を迎えた。
二人は荒い呼吸をしたまましばらく抱き合っていた。
そして呼吸が少し収まると、信也は何度も何度も凪子に唇を重ねた。
コメント
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わぁ…すごい濃厚なベットジーン🛏️✨✨ ドキドキしちゃっ(*≧∀≦*)💦 長い歴史と共に心底惚れてる相手との濃密な愛の時間❤️❤️🥰✨ 本当ならすぐ子供も欲しいところだろうけど、焦りは禁物だしね⚠️⚠️