【二人の出逢いは海のブルーに導かれていた~サーファーとカフェ店員の恋物語~】
夏樹涼平(34歳)は建築設計事務所で建築士として働いていた。趣味はサーフィンで湘南の海によく出没している。涼平は6年前に恋人を交通事故で亡くしてから新たな恋愛が出来なくなっていた。
一方、江藤詩帆(26歳)は美大を卒業後、湘南でカフェ店員をしていた。詩帆は人の考えていることがすぐにわかってしまい、その敏感さがいつも悪影響を及ぼしいつも恋が上手くいかない。また、絵を描く時間を確保したくてあえて就職はせずアルバイトの道を選んだはずなのに、近頃は絵に対する情熱も消えつつあった。
そんな二人はある日カフェで出逢い、偶然海で再会する。
二人の関係は徐々に進展していき、やがて恋人に。そして最後には衝撃の事実が!