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コメント
5件
ちょっと、MIさんの作品見れてないの沢山あるんで、これから全部攻略していきます!!笑やっぱりMIさんの作品最高っすわ!!!笑らぶ🫶
うわ、尊っ( '-' ) 続きが楽しみ(((o(*゚▽゚*)o)))
今日は甘いラブシーンの撮影。
ライトが当たり、
カメラが回る。
共演女優が、そっと目黒の胸元に触れる。
○○「ちゃんと私のこと見て?」
🖤「……見てる」
低くて甘い声。
目黒は優しく微笑む。
完璧な演技。
そして距離が近すぎる。
モニター越しに見ている康二の指が、ぎゅっと資料を握る。
🧡(仕事や、仕事や、仕事や……)
そう言い聞かせる。
すると目黒と目が合う。
一瞬だけ。
でも、
すっと逸らされた。
胸が、ちくりと痛む。
昨日まであんな甘い目をしてたのに。
「はーい、OKでーす!」
撮影が止まる。
スタッフが拍手。
すると
女優が笑顔で近づいてきた。
○○「向井マネお疲れ様!」
🧡「は、はいっ!お疲れ様です!」
○○「向井マネってかわいいよね~」
肩に触れてくる。
距離が近い。
近い近い近い。
○○「一生懸命でさぁ~応援したくなる!」
🧡「え!?、あ、ありがとうございます!」
笑って誤魔化す。
すると、
少し離れたところで、目黒が無言でこちらを見る。
表情は変わらない。
でも
ペットボトルを握る手が、強い。
女優は気づかず、さらに一歩。
○○「今度ご飯でも行こ?」
🧡「いやいや!恐れ多いです!」
その瞬間
🖤「向井」
低い声で呼ばれる。
完全に現場モード。
🖤「次の段取りは?」
🧡「あ、はい!」
呼ばれて駆け寄る。
だが、目が合わない。
空気が冷たく感じる。
🧡(なんやねん……)
──────────────
夜──────
リビング─────
🖤「今日のあれなに?」
先に口を開いたのは目黒。
ソファに座ったまま、じっと見ている。
🧡「なにって?」
🖤「女優」
🧡「え、…あー…」
🧡「目黒こそ!ちょっとくっつきすぎやろ!」
🖤「役だからしょうがないだろ」
🧡「俺だって仕事や!」
🖤「飯誘われてた」
🧡「断ったやん!」
🖤「笑ってた」
🧡「営業スマイルや!」
数秒、見つめ合う。
🖤「……嫌だった」
ぽつり。
🧡「え?」
🖤「あんな近くで話すな」
🖤「可愛いとか言われて、嬉しそうにするな」
🧡「……嫉妬?」
🖤「……」
立ち上がって、ぐっと距離を詰める。
🖤「お前が触られるのは嫌だ」
独占欲だだ漏れ。
🧡「俺だって嫌やったよ」
本音がこぼれる。
🧡「目、逸らされたし」
一瞬、目黒の表情が変わる。
🖤「……あれは」
🖤「見たら、顔に出ちゃうから」
🧡「え…?」
さっきから心臓の音がうるさい。
ぎゅっと抱き寄せられる。
🖤「家では出すけど」
🧡「……出しすぎや」
🖤「まだ足りない」
首元に顔を埋める。
🖤「外で我慢してる分、家で回収する」
🧡「バランス悪いねん」
🖤「…嫌?」
少し不安そうに見るのずるい。
🧡「……嫌じゃない」
🖤「じゃあ、もっとくっつけ」
ソファに引き倒される。
🖤「明日も撮影あるから」
🖤「今のうちに充電」
完璧俳優、外面100点。
家では嫉妬深い独占欲モンスター。
でもそれが、
ちょっと嬉しい。
──つづく。