――書き出し――
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《/黄帝ノ皇༆ ླ རྔོན་པ།མི 編》の続きでございます…では、続きをご覧下さい。作者より。
――船車アンデルセン――
/ [ソリドゥス]ウルティムスインスティテューション(施設)に向かう瀧奈 達とシェルターの皆んな…
アホ隊長「お前らは寝なくていいのか?」
管理人「ちょと考えごとをな…」
アホ隊長「そう…寝坊するなよ」
…夜の砂漠とても寒く、涼しく、風が吹く
旅冴「…アイツの事を考えてるのか」
管理人「あぁ…アイツの本心は何かってね…今まで稀に襲撃が起こるだけで機兵で本気で攻撃してこなかったからな…そのお陰で軽く潰されただけですんでるからな…もう あのは子居ないと言うのに…何にしがみついてるのやら」
旅冴「エレモネなら…何って言うかな」
管理人「さぁ…会った時に聞いてみるよ」
旅冴「いちょう コレ…無くすなよ」写真を渡す
管理人「……お前がもうちょい早く来てれば一緒に撮れてたかもな」写真を眺める
旅冴「僕を捕虜みたいにしてたくせに…」
管理人「そう言うなよ…」
旅冴「……凛津…お前らの名前はちゃんと写真の裏に書いてある…簡単に捨てるなよ」
管理人「……部外者が軽々しく言うな」
旅冴「どうした?何処行くんだ?」
管理人「…寝る…それだけだ」時計を見せる
旅冴「おやすみ…」…
旅冴「…力が無くてごめんね……」…
…夜空には星々無数にあり幻想的だ……
― / [ソリドゥス]ウルティムスインスティテューションླ࿂ …近場―
アホ隊長「グ〜ガァァ〜💤」樽によりかかり大きなイビキをかいている…
航海士「うるさいな〜」アホ隊長の口を布で塞ぎイビキを抑える…
機関士「そうですね…着くまでは少しの間は寝かせておきましょうか…」
航海士「そう言や、そろそろ飯時だな…ちょっくらそこら辺を確認しなが見て行くか」
…あくびをしながら船の中へと入っていく…
航海士「異常無し…ん?」何かに気づく
お姉様⚤「あんたにもう教える事は無いわ!」
アレフ「散々こき使っていただき お世話になりました!この人でなし」嫌味混じりで礼をしている
お姉様⚤「ヨシ…大変よくできましタァァ!」とアレフの顔にビンタをくらわせる
…アレフは横に倒れたままビンタされた頬を押さえて、
アレフ「…ぶったね!また同じ所を!何回ぶったら気がすむんだ!」まるで(親父にもぶたれたことないのに)と言う感じに見える…
お姉様⚤「鞭がいいかい?」
アレフ「飴でお願いします」…キリッとした目 ピンとした背筋 何も考えて無い頭 まさに……
航海士「何がしたいんだあの2人?」そのまま別の所へと見廻りしに行く…
アレフ「飴玉美味しイタッ…イテ」お姉様⚤に飴玉を投げつけられている…
…こんな所を3人と1匹が見たらドン引きするぞ、一方…瀧奈 達は…
…ヴェネを触って満足げな笑顔をしたαメリー
瀧奈「はぁ〜ゲートの設置って手間かかるのか」
オグリ「だから手伝うって言ってるでしょうが」
ラス「にしても…アイツは何をしてるのやら」
瀧奈「アレフか?…さぁ?働かされてるんじゃないか そこら辺でさ…」
航海士「あいつなら…まだ玩具にされてるよ」と背後から瀧奈の肩に捕まり言う
瀧奈「え…あ……どうも…」
航海士「さてと…ジャックもうそろそろです」
ジャック「?…ん…わかった、全員!30分後には配置につける様に行動しろ!」
船内一同「アイアイサー」「了解しました」
ルーナ「よっしゃ早食いだ!」
ヲルフェ「はい、負けませんよ」
…2人は早食い対決をする
瀧奈「ちょっくら探しに行くか」席を立つ…船内を歩きまわる瀧奈…
瀧奈「………ここら辺のはずだが…」
医療班「そこ どいてくださ〜⤴︎い!」何やら大人数で人を運んでいる様だが…
アホ隊長「オォオェ…」苦しそう…
アレフ「……」悟りを開いた顔をしている
瀧奈「おい…どうしたんだコレ?」
医療班「こちら船 酒 酔いで、あちらは…過労と精神崩壊です…何か色々あったんでしょう…」
アレフ「…ゥ……ゥゥ」何かを言いたいそう
瀧奈&医療班「?……」耳を傾ける
アレフ「モゥ…ヤメマ…ショウヨ…モッタ…ナイ…イノチガ…オ姉さ……」…
…片言だが医療班全員は理解した
医療班『また…お姉様⚤が原因かよ〜』『変わった物好きが まだ居た』と思った
瀧奈「どういたしんですか?」
医療班「え〜かなり過酷な目にあってると思いってか確実に過酷な目にあってますね…起きるまで全体的なケアをしますので大丈夫かなと…」
瀧奈「大丈夫かなって……」
医療班「見ます?」…
…清潔に設備された檻の中には発狂する
廃人「…ヒィィイヤーー」
●●狂の廃人「ブリュ…」何か言う前に医療班の3人が叩き蹴り抑え込む…
医療班「危ない…この3人は確実に見せるにはアウトだから縛って隠すか…」
瀧奈「何か凄い音したんだけど?」目隠しされてる
医療班1「お前ら2人とも…注意しに行け」
医療班3&8「船内の治安を治療する為に行ってきます…ゥ…コレ遺言書で」手紙を置いて行く
瀧奈「……」本能的に何か早めに目的地について欲しいと願っている瀧奈…
医療班「どうした忘れものか?」
さっきの2人が戻ってくる
医療班3&8「いえ…きてました」
お姉様⚤「坊や!ほら立たんかい!」
アレフ「グッ!…は…はい!?」急に起き上がる
瀧奈「あ、起きた…大丈夫か?」心配する
アレフ「大丈夫…でも何か鬼婆に追いかけて川を泳いでた気がする」
瀧奈&医療班『三途の川だ〜』
医療班3「よかった」
お姉様⚤「全く 試験に合格たからコレを渡そうとしたのに…ヒヒィ〜って壊れてどっか行っちゃて」大きくリアクションをとる
瀧奈「試験って何かしてたのか?」
アレフ「あ!そうだった…この人ね…魔術使えるから 鍛えたら強くなれるかなってしてたら」
お姉様⚤「最後に崩壊しちゃってね」
医療班「ちょっと失礼しま〜す……あの…マ…お姉様⚤…あの飴を大量に食わせました?」
お姉様⚤「ん…まぁ飴か鞭かで飴って言ったから」医療班の1人がアレフの方に手を乗せる
医療班「貴方は生き抜いた強いお方です…」
アレフ「??…そうかな?照れる」医療班 全員が拍手をする
瀧奈「えっと…どう言う事?」
医療班3「飴は精神から侵食されあちらの発狂する廃人の様になり鞭だと肉体的に侵食され…あの様に」檻の方に指をさす
瀧奈「……」檻の中をみてアレフがあの様になったらを想像をし安心したかの様に
瀧奈「悪化しなくてよかったよ…」
アレフ「うん…ありがとう」
…実際、瀧奈はアレフのことを変人だと最初から思っていた…
お姉様⚤「ま…ほらコレ」印の入った手袋を渡す
アレフ「刻印が書かれてる手袋…」
お姉様⚤「坊やの魔法は私とは違うけれど…それなら使えるでしょ?…坊や名前は」
アレフ「アレフ…」手袋をはめる
お姉様⚤「アレフ…せっかくだから名を呼ぶ事を許可しよう…マリン・シェイネ覚えておけ」
アレフ「はい!オネエニィさん!」
お姉様⚤(シェイネ)「憤怒!」ニコッと怖い笑顔をしながらアレフにビンタを食らわせる、
シェイネ⚤「お姉さんでしょうが〜!」
アレフ「……なぜだ」…とても痛そう…
瀧奈「大丈夫か…」
医療班「どの道 治療しましょうか」いろいろな医療器具を取り出し見せる
アレフ「イヤイヤァァ」…
〈キィィィ〉〈ドン〉扉が閉まる
…扉の向こう側へと聞こえるくらい響く…
…場面は変わる…
αメリー「……」菓子を食べいる
フィス「めんこい…」
旅冴「飛べるかな?羽っぽいし」ベェネが旅冴の頭の上で耳を動かす真似をしている
ラス「確かに耳の部分が翼の様な形状がある様ですが飾りの可能性もありますね」
メソ「別に飛ばなくても楽しそうだしいいんじゃない?その代わり別の特徴とかあったり」メソはオグリを持ち上げて臭いを嗅ぐ
オグリ「何してんじゃ」尻尾で顔を叩く
メソ「いや…白い狸って見たこと無かったから、それに尻尾が2つあるからつい気になり」
オグリ「だからって変に嗅ぐなよ」
メソ「ごめん…でも少しわかった事がある」
αメリー「……何がわかったの?」
メソ「その白兎(ベェネ)に性別が無いのと、この白い狸(オグリ)は雌[メス]だって事が」
旅冴「へぇーお前性別無いのか 同じだね」
オグリ「…」『オイラは長い年月 生きてて妖化した時に退化しただけなんだがな…』…
ラス「…ん…捕まって」αメリーに手を貸す
…急に大きな衝撃と揺れが起きる…
ルーナ「ガァ💤…アダッ」椅子に座って寝ていたルーナが床へと横に倒れる
船員「何だ?何だ?今の?」
ヲルフェ「何か、大きなモノに…」
ジャック「船の負傷が気になるが…全員 用意して降りよ!俺は管理人らに会いに行く」
…船内は騒がしくなる…
旅冴「僕達も行こうか」
― / [ソリドゥス]ウルティムスインスティテューションླ࿂ …近場―
…シェルターの人達や船員達が外に出ている
管理人「手荒な止め方だなエレモネ」
エレモネ「それはスマナイ、ここから先に行くにもその船は大きなからな行かせられない」
…目の前には凛とした立ち姿をした男勝りな女性がいた…
アホ隊長「管理長!ご久しぶりです…ぅぅ」
エレモネ「明穂か、吐きそうなら向こうで吐け」
アホ隊長「そうしときます…」
瀧奈「アレが全シェルター管理者の人」
ルーナ「オォ!本物じゃぁい!」船から飛び降り エレモネの所へと駆け抜ける
ヲルフェ「待って、ルーナ」…瀧奈も後をついていく
エレモネ「威勢の良い奴連れてきたな」
ルーナ「見ろよ!1番エライ奴にあったぞ!」
管理人「はいはい…私もエライ人なんですがね」瀧奈「なぁ…あそこに見えるのが例の場所か?」エレモネ「今時代にそんな服装して居る奴が まだ居るとはな…世の中は広いな」瀧奈の服装を見て言う、
管理人「そうですね…世の中は広くて狭い」
エレモネ「さて…君の質問に答えよう、聞かされてる様に見えた為 説明は省いて言う、あの建物が元我らのだった /ウルティムスインスティテューションླ࿂ だ…」
瀧奈「……我らのだった?」
エレモネ「知らなくていいさ…過去の事は過ぎたモノ、なら直ぐに今を変えるだけ…」
瀧奈「………」
管理人「それで作戦は?」
エレモネ「向こうに居る部隊が命令一つでハッキング開始して機械が停止して居る間に速突撃…単純さ…でも直ぐに対処されるだろぅ」
管理人「……」
エレモネ「まったく…話し合いができたらね…」
ルーナ「よくわからんが、そいつを殴って何とかすればいいんだろ!」
エレモネ「ま…そんな所かな、1番の目的は拠点の制圧をし確保、そして軍を返り討ちだ」
伝達人「管理長、準備が完了しました」エレモネ「人を集めてこい…先に待ってる」
管理人「了解…既に集まってるが」…エレモネと伝達人の人は既にいつのまにか その場を立ち去って居なかった…
管理人「お前ら降りてこい!行くぞ」
シェルター全員 「はい!」「うぉお!」
アレフ「何だこの騒ぎわぁぁ」船から落ちる
プルル「よっと…」鎌の手がアレフの服に引っ掛けて落ちるのを防ぎ助ける
管理人「お前ら3人だけに言う…セイと言う背が高く黒髪の者を見つけたら俺の所に連れて来い」
ヲルフェ&ルーナ「はい」「わかった!」
瀧奈「うん…見つけたそうしとくよ」
管理人「さてと…どうするか」…
…何を考えてるんだ、政烙…君は…
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