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2 - 脆弱デビルのまにまにBad End【予告物語】

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2025年01月13日

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この世界には2つの人種が居る。人間と亜人の2種類。

亜人とは言っても具体的には『亜種化した人間』というもの。恨みや憎しみを極限まで抱いた際、人は『亜種の具』というものを得る。使えば体の一部を亜種化してしまう。ごく稀に、生まれつき体の一部が亜種化している亜人も存在する。そいつらは亜種の具で亜種化の能力を得た者よりも強いとされている。

その中でも利き腕が生まれつき亜種化の人間は危険レベル8とされている。だが、新生児の時には分からないまま生まれる。『生まれつき自分の体の一部が亜種化している』と分かるのは初めの症状で大体の人が気づく。初期症状は『大切な人を殺してしまう』という症状。

その際に記憶が残っている者を『記憶不消型』といい、残っていない者を『記憶抹消型』と呼ぶ。

亜人は普通の人間と何ら変わりが無い姿をしている。が、夜になるとツノが生え始める。

亜種化した体の一部と母体は会話をすることが可能であり、生意気な奴も居れば、ナヨナヨした奴だって居るそんな亜人達の天敵は亜人では無い普通の人間を守る騎士、『天使』である。天使たちは大天使軍という軍を成して、亜人を殺す。

そんな天使たちが戦う武器は魔法である。

そして亜人達が戦うのは剣などの武器を使う。中には自分自身を使う者だって居る。







俺が初めて親を怖いと思った日は、俺を殺そうとしたあの日。俺の親は真っ白な翼を持つ天使だった。それに比べて俺は天使の子なのにも関わらず、俺の利き腕である右腕にはぎょろりとした目があった。俺が成長するにつれ、口も姿するようになった。



【避けろ】



急にどこからか声が聞こえ、辺りをキョロキョロと見回す。その次の瞬間聞いた音は鈍器のようなものが床を抉る音。それと同時に俺の真横には斧があった。



「は…?」



そんな声を零しながら後ろを振り返るとそこに居たのは、優しかったはずの親が



「惜しい」



と言いながら不気味な笑みを浮かべている姿だった。

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