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📩相談
高校二年生・仮名:Aさん
私は、友達に悩みを話すことがあります。
「ちょっと聞いてほしい」と言って話し始めます。
でも、「じゃあこうすれば?」「それなら先生に相談すれば?」と言われると、急に腹が立ちます。
「そんな簡単なことじゃない」と思ってしまいます。
でも、何も言わずに聞いてもらうだけだと、「ちゃんと聞いてくれてるのかな」と不安になります。
助けてほしいのに、助けようとされると嫌になります。
自分でも何を求めているのか分かりません。
遥
「……これ、相談した時に『正解』を出してほしいわけじゃないんだよな」
蓮司
「でも、何も言われないのも嫌なんだろ」
遥
「そう。『うん』だけだと、ちゃんと聞いてる?ってなる。でも、解決策を出されたら、『そんなこと分かってる』って腹が立つ」
蓮司
「面倒だな」
遥
「お前、今日そればっかりだな」
蓮司
「だって面倒だろ。でも、分からなくもない」
日下部
「Aさんが求めているのは、問題を解決してもらうことだけではないと思う」
遥
「じゃあ何?」
日下部
「『自分がどれだけ困っているかを分かってほしい』のではないだろうか。解決策だけを出されると、そこを飛ばされたように感じる」
遥
「『こうすればいいじゃん』って言われると。『そんなの、とっくに考えたよ』ってなる」
蓮司
「しかも。できない理由を説明しなきゃいけなくなる」
遥
「そう! それが一番嫌かも。『じゃあ先生に言えば?』いや、それができないから話してるんだって思う」
蓮司
「でも相手からしたら、助けようとしてるだけなんだよな」
遥
「それも分かる。だから余計に怒った自分が嫌になる」
日下部
「ここにも、二つの気持ちがある。助けてほしい。でも、自分の問題を簡単に片づけられたくない。この二つは矛盾しているようで、両立する」
遥
「『解決して』じゃなくて。『解決できないくらい困ってる俺を、まず分かって』なのか」
蓮司
「だったら最初に言えばいいんじゃないか」
遥
「何て?」
蓮司
「『今日はアドバイスじゃなくて、聞いてほしい』。それだけ」
遥
「……言えるかな」
蓮司
「言わないで察してもらうよりは簡単だろ」
日下部
「それでも相手が意見を言うことはある。その時は、断ってもいい」
遥
「『今は答えを出したくない』とか?」
日下部
「そうだ。相談したからといって、必ず提案を受け入れなければならないわけではない」
遥
「Aさん。解決策を言われて腹が立つのは、助けてほしくないからじゃないと思う。自分の苦しさを飛ばして、『じゃあこうすれば?』って先に進まれるのが嫌なんじゃないかな。まず『それ、しんどかったな』って言ってほしい」
蓮司
「そのあとなら、解決策も聞けるかもしれない」
遥
「……順番か」
日下部
「そういうこともある。『分かってほしい』と『どうにかしたい』は、同時に存在していてもいい」
🗝 三人からのことば
遥
「解決策が嫌なんじゃなくて、解決する前に分かってほしい時がある」
蓮司
「『今日は聞いてほしいだけ』って最初に言えば、相手も何をすればいいか分かる」
日下部
「相談することと、相手の提案に従うことは別である。話を聞いてもらった上で、自分で決めてもよい」
コメント
1件
うわ、これめっちゃ分かる……! 相談あるあるの「説明して解決策もらうと余計モヤる」心理を、遥たちが三人三様で掘り下げてるのがすごくリアル。「まず『しんどかったな』って言ってほしい」って日下部さんの言葉、その通りだなと思った。蓮司の「言わないで察してもらうよりは簡単だろ」も実践的でいい。日常の解像度が高い話、好きです。
ruruha
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ruruha
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星星星@オプ作りました
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