テラーノベル
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君の声を
あの日からずっと探してたんだよ
もう一度聞かせて「愛してる」を
何をしても忘れられなかったの
その声を頼りに
生きてたんだよ
「まだ探してたのか?」
「え? あ うん」
おれの初恋を知ってる照とふっかが声を上げる
「ここにいれば会える気がして、、、」
6人で活動をしている アイドルグループ
この部屋は Jrと呼ばれる後輩くんたちが入るところ
おれらだって ついこの前までこの部屋だった
「で? その声はわかったの?」
記憶が曖昧で
何でかというと、、、レッスンに学校に色んなものを抱えていた頃だったから
「んん〜 」
頭を抱える
「なぁ 佐久間ほんとに事務所関係者なの?」
おれは 頷く
忘れないあの声
「無理しないで下さい おれの大事な人」
練習で倒れこんだおれを
抱えて養護室へ運んでくれた人
「愛してる」
耳元で聞こえた優しい声
おれはその声に恋した
ほんの数秒のことだった、、、
「佐久間くん何遊んでんの?」
振り向くと別のグループにいる蓮が立っている
「ちょっと 人探し」
「この前も探してたでしょ?」
「あれ?、、、」
「どうしたの? 」
「いや 何でもない」
蓮は不思議そうにおれを見ていた
でもどっちかというと
不思議なのはおれの方だ
「蓮の声、、、?」
「なにが?」
「いや 何でもない」
「またなー」
蓮に手を振り
黙って出て行く
でも
あの声、、、
やっぱり
蓮?
倒れたおれを抱きかかえて
ベッドの横で
愛してる の声
おれに向けられたものではなかったかもしれない
もし あの声が蓮なら
どれだけ うれしいことだろうか
「あっぶね〜」
倒れてたから
聞いたりしてないなんて思ったおれがバカだった
佐久間くんに恋してもう何年も
佐久間くんに探してる声はおれだと正直に言えば何か変わるのだろうか
はぁ〜
2人は別の部屋で同時にため息をついていた
続きます
コメント
7件

🖤の声って優しかったりSexyだったりでとても好き💕 🩷が恋しちゃうのも無理ないなぁなんて🤭💓
なんだろう、こそばゆい感じ🤭💕 耳元で愛してるはヤバいって🤦♀️💕
お互い好きなのにもどかしいな~