テラーノベル
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「――じゃあ、ちょっと行って手伝って来ますので。後はよろしく」
事務所で昼休み中の店員たちに声をかけ、俺は職場であるスーパーつかもりを後にしていた。
午後のシフトから自分だけ、それも雇われとは言え店長の俺が丸々抜けてしまうことになるのが申し訳なかったが、背に腹は代えられない事情だった。
本当のことを言えばもっと早く抜け出したかったぐらいだが――、関係者たちから必要な人数は足りているんだから筋を通せと忠告を受けた。もっともなので従ったが、あまり納得はできていなかった。
途中のコンビニで飲み物、肉まんやらフランクフルト、チキンナゲットなど屋外でも軽く食べられるものを数人分買う。……もっと、ちゃんとした物を用意してやりたいが相手は食べ盛りの十代の子供たち。こんなもののほうがかえって喜ばれる気がした。
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