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高校二年生・仮名:Iさん
親や先生から「あなたならできる」って言われるたびに、
プレッシャーで息が詰まりそうになります。
期待されるのはありがたいけど、
それに応えられなかったとき、
“がっかりされた自分”が怖くて、
何も挑戦できなくなりそうです。
遥
「……わかるな。
オレも“期待されてるんだから頑張れよ”って言葉が重すぎて、
逆に動けなくなったことあった」
「“できなかったら終わり”って思っちゃうんだよな」
蓮司
「期待ってさ、たぶん“信じてる”とほぼ同じ意味なんだよ。
“失敗しても嫌いにならないし、それでも見てる”って気持ちも、
実はその中に入ってると思う」
「だから、応えられないこと=全部ダメ、じゃないはず」
日下部
「……俺も、“お前ならやれるだろ”って言われて、
できなかったときすげぇ自己嫌悪した。
でも、そのあと気づいたんだ。
“誰も完璧に応えられない”ってことに」
「だから、期待を“全部背負う”んじゃなくて、
“できる分だけ持ってく”でいいんじゃないかな」
遥
「そうそう。
むしろ“できなかったときにどうするか”が本当の自分の力じゃん。
結果より、そのあと一歩進めるかどうかのほうが大事」
蓮司
「もしIさんが“応えられなかったらどうしよう”って思うなら、
それだけ真剣に向き合ってるってこと。
その姿勢が、もう期待に応えてるんだよ」
日下部
「……プレッシャーでしんどいときは、
“それでも信じてくれる人”を思い出してほしい。
Iさんが思ってるより、その数はきっと多いと思う」
🗝 三人からのことば
遥:
「“できる自分”だけが価値あるんじゃない。
失敗したって、そこからまた立つ姿を見せるのもカッコいいと思う」
蓮司:
「期待=信頼。応えられない日があっても、
それで全部崩れるわけじゃないよ」
日下部:
「全部の期待を背負わなくていい。
自分にできる分だけで十分だって、信じてみてほしい」