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その頃、資料室では良輔と絵里奈が密会をしていた。
二人は資料室の一番奥にある机の前で抱き合ってキスをしていた。
凪子が仕掛けたボイスレコーダーは、ちょうどすぐ傍の棚の上にある。
二人は絡みつくように抱き合うと、激しいキスを繰り返す。
最近絵里奈に対し消極的だった良輔が、今日はいつになく激しい。
土日に妻を抱けなかったので性欲が溜まっているせいだ。
良輔は本当は妻とセックスをしたかった。
あの時の夜のような激しいセックスを凪子としたかったのだ。
しかしそれは叶わなかった。
ならばその性欲を愛人にぶつけるしかない。
良輔はせっかちに絵里奈のブラウスのボタンを外すと、背中に手を回してブラジャーのホックを外す。
そして露わになった絵里奈の柔らかい胸をまさぐり始めた。
一方絵里奈も良輔に抱かれたくて仕方がなかった。
ここ最近ゆっくりと会う事が出来なかったので、絵里奈も性欲がかなり溜まっていた。
絵里奈には5年付き合っている年下の恋人がいた。
その男は売れないバンドのボーカルで、たまにライブハウスで音楽活動をしている。
仕事はフリーターなので収入は安定せず、金に困るといつも絵里奈に無心してくる。
恋人というよりはヒモのような関係だ。
30歳を前にした絵里奈は、そろそろ女としての賞味期限を感じていた。
最近結婚願望が強くなってきたが、ヒモ男との結婚は無理だと思っている。
なぜなら、絵里奈は結婚後は専業主婦になって楽をしたいと思っていたからだ。
そこで、派遣先であるこの会社で自分の夫に相応しい男を探し始める。
しかし絵里奈のお眼鏡に叶う男はなかなか見つからない。
そんな時、営業部で係長をしていた良輔と出会った。
良輔は爽やかなイケメンで、38歳とは思えないくらいに若々しかった。
社交性にリーダーシップ、それに行動力もあるので出世しそうなタイプだ。
がっちりした体型も絵里奈の好みだった。
こういう体型の男はセックスが上手い。
絵里奈が結婚相手に求める条件の一つに、セックスの上手さがある。
これは絵里奈の中で外せない条件だった。
良輔に妻がいる事を知ったのは出会った後だった。
その妻が、自分が働いているフロアにいる美人でやり手の凪子だと知った時のショックはかなり大きい。
自分にはないキャリアや美貌を兼ね添えた女が、自分が狙っている男の妻だったのだ。
絵里奈は凪子に対し強い対抗心が湧き上がってくる。
そこで絵里奈は、すぐに良輔を誘惑し始めた。
対抗心から良輔に手を出したつもりなのに、いつのまにか絵里奈は良輔の身体にハマっていた。
10歳年上の良輔のテクニックは、絵里奈の身体を芯から溶かしてしまう。
絵里奈はすぐに良輔のセックスの虜になってしまった。
そして、今では良輔とのセックスがないと生きて行けないほど、良輔とのセックスにすっかりハマっていた。
女の性欲をなめてはいけない。
女がセックスに溺れると、何が何でもその男を自分のものにしたくなるのだ。
だから絵里奈はなんとしてでも良輔の妻の座につきたかった。
そしてどんな手段を使っても凪子を妻の座から蹴落としたかったのだ。
幸い凪子はキャリアウーマンだ。
夫がいなくても一人で立派に生きて行ける。そして二人の間に子供はいない。
絵里奈は、キャリアウーマンの凪子が夫の浮気を知れば、夫の事などポイと捨てるだろうと睨んでいた。
だからあえて仕掛けたのだ。
それなのに、どういう訳か凪子は夫の浮気に全く気づいていないようだ。
それどころか、夫と仲睦まじそうにしている。
先日、良輔が凪子との子供を欲しがっていると聞いた時には、さすがの絵里奈も焦った。
もし凪子との間に子供が出来てたら自分はあっさりと捨てられるだろう。
(そんな事は絶対にさせない!)
絵里奈は、なんとしてでも凪子より先に妊娠しなくてはと思っていた。
その為に、避妊具を持っていない良輔を急に誘って資料室でナマのままさせたり、
絵里奈の家やホテルでセックスする時には避妊具に穴を開けておいたりと、様々な工作をしていた。
しかし一向に妊娠しないので絵里奈はかなり焦っている。
この日も絵里奈は、
「今日は安全日だから中に出して大丈夫よ♡」
良輔の耳に息を吹きかけながら色っぽい声で囁く。
「マジか? じゃあいっぱい出しちゃうぞ……」
良輔はたまらないといった声で囁くと、絵里奈のスカートを一気にたくし上げた。
そして剥ぎ取るようにストッキングと下着を足から引き抜く。
良輔は絵里奈を抱きかかえると机の上に座らせた。
そして絵里奈の膝を立ててM字に開くと、一気にその中心に自身をあてがい擦り付ける。
「アンッ、早く入れて……」
絵里奈は喜びに震えながら懇願する。
「慌てるな…よしっ行くぞっ」
「アァンッ…アンッ凄くいいっ…凄くいいわっ…」
絵里奈の中からはものすごい量の愛液が溢れ出して来た。
机の上がビショビショになるくらいの勢いだ。
かなり溜まっていた良輔も、気持ち良さそうに腰をグイグイと打ち付ける。
そして絵里奈の熱くたぎった花園の中で自身を動かし続けた。
「アンッ アンッ 良輔……もっと奥を突いて……ハァッ…気持ちいい…」
「ハァツ、絵里奈…今日は凄くいいな….凄く気持ちいいよ…」
資料室には、二人の激しい息遣いの音と机がきしむ音、そして二人が繋がった部分からの淫靡な音が響き渡っている。
良輔はあまりの気持ち良さに腰の動きを加速させ、絵里奈は勝手に口を突いて出て来る喘ぎ声を必死に左手で塞いでいた。
コメント
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30手前で賞味期限切れ⁉️ヒモのような恋人⁉️専業主婦に憧れ⁉️オンナを舐めた発言😡自分の好みがいないから略奪??甘え腐った考え🙀 自分の努力なしで憧れが手に入るはずなんてないからね😡絵里奈‼️