テラーノベル
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『夢を見ていた。』
この言葉ではじまる物語は世にいくつもあるだろう。そしてこれから話すことは夢の中での話で───
あって欲しかった。目を開けると見知った天井、横には見知った家具。そうであればどれほど良かっただろうか。帰りたい。みんなと一緒に。あの陽キャはうるさくて鬱陶しいからどうでもいい、だとか言ってる場合じゃないと思う。
俺は、ただ、前の日常に戻りたい。この切実な願いが天に届く日は来るのだろうか。
コメント
1件
楽しみに待ってます(o^ ^o)