テラーノベル
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「——じゃあ、もう一回挑戦してみような? 今度はちゃんと『もう離婚なんて言いません』『この先もずっと、私が叶糸のお嫁さんです』は?」「も、もぉ、り、りこっんんん、にゃんて、いい、——いっ!」
さっきからずっと呂律が回らなくて、まともな言葉が全然出てこない。しかも最後の方なんて目の前で火花が散ったみたいになり、一瞬意識が飛びそうにまでなった。
「……あれ?またイッたのか?ちっとも言えてないのに、イクのは上手になっていくなぁ」
意地悪い声が、熱い吐息と共に耳元で響く。何度聞こうが、脳に直接響くみたいな声のせいで、またゾクッと体が震えた。
「ご、ごめ、にゃ……ち、ちがった。ごめん、な、さ、——んおぉ!」
叶糸にとっては不用意な発言を私がしたらしく、そのせいで彼の逆鱗に触れる所か、盛大に踏み抜いてしまったっぽい私は、今、この様にかなり難儀な状況へ追い込まれてしまっている。
ヘッドボードに立て掛けられた沢山の枕やクッションに寄り掛かる叶糸に、背後から抱き締められるくらいならいつもの事だ。だが今日は、その『いつも』に加えて、両手首、両太腿、そして両足首に、魔力を編んで作った禍々しい色合いの枷を嵌められている。
更に、その枷は同じ魔力で編まれた鎖と繋がっていて、上方向へと引っ張られていた。そのせいで両腕は上にピンと伸ばされたまま。あられもなく大きく開かされた脚も、いくら頑張っても全然閉じられない。
昨日に引き続きベビードールタイプのネグリジェを着ていたせいで細い脚は丸見えだし、やや大きな胸を隠しているべき部分は、早々に肩紐を叶糸に引きちぎられたせいでべろんと下がってしまっていて、こちらも完全に露出済みだ。
もう、恥ずかし過ぎていっそ気絶してしまいたい。
(こんなの、私の知ってる『初夜』じゃないっ!)
新婚的な甘さが微塵も無いのまでは納得出来る。だけど、こんな格好のまま胸の尖りを指先で摘まれ、引っ張られたりこねられたりするのは、『獣人は性欲が強いからな』というだけでは理解に至れない。
そのうえ、ショーツ越しとはいえ、恥部の秘裂をぐちゃぐちゃと容赦無く指で撫でられるもんだから、卑猥な水音が部屋中に響き続けている。弄られ尽くして、もうずっと呼吸が苦しい。
「何で謝るんだ?言うべき事が違うだろう?『叶糸とは何があろうが絶対に離婚はしません』『未来永劫一緒にいます』だよな?」
「い、言う、言うから、もう許し——」
どうにかしてやめて欲しくて言った一言が、また叶糸の癇に障ったのか、スンッと冷めた視線を向けられた。
「許して欲しいから『言う』って、それじゃ駄目だろ?そんなの『私の本心じゃありません』って言ってるようなもんだよな?」
そう言うと同時に、肉芽をギュッと指の腹で押し擦られ、また目の前で光が散った。『言葉』とは到底言えないようなはしたない声が口から溢れ、全身が激しく跳ねる。
「ちゃんと心から言えるまで頑張ろうか。まぁ、オレ的には、一生こうやってアルカナに触れていられるだけでも『幸せ』だから、実のところ、別に言えなくても全然いいんだけどね」
顔を横向きにさせられ、冷たい視線とは裏腹に優しい口付けを贈られる。だけど指の動きだけは容赦ないままで、秘裂のラインをなぞるだけでは終わらず、筋張った太い指先が肉壁を掻き分け始めた。
「い、いやっ!」
逃げるようにもがこうとしても上手く出来ず、腰だけをくねらせる。
オープンクロッチタイプのショーツを穿かされた時には、『こんな箇所が開くとか、ショーツの意味をなさないだろ』と思っていたが、こういうふうに使うのかとちょっと納得してしまった。
「『イヤ』じゃないだろ?今夜は大事な『初夜』なんだから、『花嫁』さんは『夫』に喜んで体を差し出さないと」
「で、でもっ——ひぅっ」
浅い箇所を弄っていた指先が、とうとうナカまで入ってきた。
奥にまでは達していない。だけど、もうすっかりぐじゅぐじゅに蕩けきっている肉壁を撫でられ、ギュッと蜜路で叶糸の指を抱き締めてしまう。きっと『もう動かさないで』と暗に体が訴えているのだろう。だけど彼にはそうは伝わらなかったらしく、嬉しそうに笑いながら、男らしい太い指で肉壁をじゅこじゅこと掻き回し始めた。
「あぁぁぁっ♡」
背が反れて変な声が出る。強い快楽を全身で感じ、受け止めきれずにこのまま脳内が焼き切れてしまいそうだ。
「まだ一本なのにコレとか、アルカナは本当に快楽に弱いんだな」
叶糸がそう言って、私の臀部にずっと当て続けているモノを擦り付けてきた。早く挿れたくて堪らないのか、指の動きが段々と雑になっていく。
「じゃあ、もう一回頑張ってみようか。『離婚はしません』『私は叶糸のモノです』。短いんだ、いけるだろう?」
「りこんぁ、しま、せ、んっっ!」
「よく言えたなぁ、偉いぞ」
そう言って叶糸が頭を撫でる。それだけならすごく嬉しい。だけど同時に、肉壁をまた擦るように撫でられ、大きく開けた口から濁音ばかりの酷い声と共に唾液が流れ出た。
もう、辛うじて意識を保っているという状態だ。そのくらい息も絶え絶えになっていると、先程口にした『言葉』を魔力へ変換して、叶糸が私の小指に了承もなく契約魔法を刻み込んでいく。人様の『言霊』を活用する魔術はかなり高度なもののはずなのに、難なくやれてしまえるとか、ウチの子は本当に凄いな。
(って——か、感心してる場合じゃ、ないんだけどなっ)
「じゃあ次は『私は叶糸のモノです』『この先はずっと一緒にいます』って言おうか」
はぁはぁと雑に呼吸している私の顎を持ち上げ、今度は高揚した顔で覗き込んでくる。喜びと興奮で蕩けきった叶糸の目と視線が合う。たったそれだけの事なのに、快楽の大きな波がまた私へ襲い掛かって来た。
「んぁぁっ!」
どろっと愛液が恥部から流れ出て、卑猥なショーツと内腿を濡らす。白いシーツにまで垂れ落ち、水溜まりになってしまっていそうな程沢山溢れさせてしまった感じがした。
「オレの顔を見ただけでイッちゃうとか、アルカナはもう、すっかり完全に調教済みみたいになっちゃったね。嬉しいなぁ」
ニタリと笑って、叶糸が私の口を貪る。熱くて分厚い舌が口内に入ってきて、呼吸が苦しいけど、すごく満たされる感じがした。
「んぐっ、ふっ、んんーっ」
叶糸の言動、視線、触れる肌から愛情めいたものを汲み取れる。
(私なんか、所詮は今この瞬間だけの関係でしかないんだから、ココまで叶糸の人生に深入りしちゃいけないのに……)
そう思っても、歯茎を舐められ、舌を甘噛みされると、すぐにどうでもよくなってしまって困った。
(もう、隣に居てあげられる間だけでも、好きにさせてあげてもいいんじゃ?)
そんな事をつい考えてしまうくらい、叶糸が与えてくる愛欲は蠱惑的で、どろどろに甘く、……中毒性も高い、かなり危険な薬みたいだった。
#異世界転移
花月夜れん
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#東京リベンジャーズ
ユキ
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フィオレ
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コメント
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美月ゆめかだよ〜🌸 第51話読んだよ!いやもう、叶糸くんの「ちゃんと心から言えるまで頑張ろうか」の流れ、全然甘くないんだけどアルカナへの執着がすごくてエモすぎる😭💕 枷とか鎖で拘束されながらも「愛情めいたもの」を感じ取っちゃうアルカナの心情が切なくて…「好きにさせてあげてもいいんじゃ?」って心変わりするの、関係性の深まり感じた!ふたりの危険な蜜の味、次も楽しみにしてるよ⋆♡