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私が温泉に入っていると、女の子がそこにお魚さんを入れてきたの。え、温泉だよ、大丈夫? て聞いたら、そういう魚なんだって。ドクターフイッシュっていんだっけ。そのお魚さんたち、なんだかこっちに集まってきて、私を突っつくんですけど……?
くすぐったいし、なんか怖い……。私は温泉の中で足を動かしたりして抵抗を試みる。でも無駄で、魚たちはどんどん集まってくる。何10匹もいるだろうか。足の指の間をつつかれたり、かかとのあたりをつんつんされたりして、なんだかくすぐったくてしょうがない。
あれ、でもこの魚たち、普通だと足湯とかにいれるものじゃなかったっけ? 全身浸かってたら、足以外の場所もつつかれるのでは? と思った瞬間、魚たちは乳首をつついてきた!
「きゃああ!!」
でも女の子はにっこりして、
「お掃除してくれてます。ドクターフィッシュは病気も治してくれるんですよ!」
と言ってきた。
「そ、そうなの!?」
私は思わず聞き返す。
「はい。皮膚の老廃物を食べてくれてるんです。温泉にはたくさんいるから、全部綺麗にしてもらえるんですよ」
そうだったのか……。知らなかった。けど、胸の先の部分を魚たちにつつかれて、体がびくんとなってしまって恥ずかしかった。それだけじゃなく、魚はだんだん、下の方にも集まってきて、股間の方にまで来ようとしている。やばい!
「ちょ、ちょっと待って、そこはだめだってばぁ」
そう言いながら必死に抵抗するけど、やっぱり無駄で、どんどん迫ってきてしまう。魚たちは私の……下の敏感なところをつんつんし始めた。
「ああんっ」
つい声が出てしまった。すると女の子は笑顔で言う。
「気持ちいいですか?」
「う、うん……。まあ……」
こんなので気持ちよくなっていいのかな……と思いながらも答える。実際、ちょっとだけ感じてしまっている自分もいた。魚はもっと激しく責め立ててきていて、私の敏感な部分を刺激する。こ、これは、なかなかやばいかも……。魚たちは次々とアソコをつついくる。その刺激に耐えられず、声が出てしまった。
「あぅうっ……」
さらに魚は攻め立てる。お尻の穴までつついてきた!
「あっ、そこもダメぇ~」
もう我慢できなくなって、大きな声を出してしまった。それでも魚は止まらず、胸の先と、股間の敏感なところと、後ろの穴をすごい勢いでつつきまくっている。
「あぁっ、はぁはぁ……」
魚たちの動きが激しくなるにつれて、息遣いが荒くなる。もう限界だ。このままだとイっちゃうかも……。と思ったその時、魚たちは一斉に離れた。
「はぁはぁ……。終わったの?」
私は尋ねる。すると女の子が笑顔で答えた。
「はい。お疲れ様でした! おかげで、お魚さんたち、お腹いっぱいです」
そ、そうか、この子、ドクターフイッシュに餌をやりに来たんだ。この場合の餌は私だけど……。女の子は慣れた手つきで、網を使って魚たちを回収していった。
「ありがとうございました!」
ぴょこんと頭を下げて、帰っていった。な、なんだったんだろう……。
こうして私は、温泉だけでなく、ドクターフイッシュセラピーまで受けることになった。全身に。ある意味でお得だったのかもしれない。温泉から帰って数日間、肌はいつもよりもきれいになっていた、気がした。(終り)