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ああ〜、めっちゃわかる……!「話したあと急に恥ずかしくなって後悔する」って、あるあるすぎてグサッときたわ。日下部の「相手はそこまで覚えてない」ってセリフ、真理すぎて笑った。自分だけ脳内で何周も反省会してる感覚、まさにその通りだよな。優しくて温かい空気感が好きだし、最後の「恥ずかしいのは信じようとした証拠」って考え方、すごく響いた🔥
放課後。
空き教室。
日下部は教科書を閉じて伸びをした。
ドアが開く。
「お疲れ」
「お疲れ」
相談者が入ってくる。
「今日は終わったんですか」
「今日は終わった」
「珍しいですね」
「毎回その反応だな」
相談者が笑って席に座る。
「今日は?」
相談者は少し黙る。
それから口を開いた。
「俺、自分の話をしたあと、毎回後悔するんです」
日下部は目を向ける。
「どんな話」
「趣味とか、家のこととか、昨日あったこととか」
少し間。
「普通の話です」
相談者は苦笑した。
「話してる時は平気なんです。でも帰る頃になると」
少し俯く。
「『あんなこと言わなきゃよかった』って」
教室が静かになる。
「何が恥ずかしい」
相談者は少し考える。
「分からないです」
少し間。
「でも、自分のことを話したってだけで恥ずかしくなるんです」
日下部は頷く。
「相手に何か言われた?」
「いや」
「笑われた?」
「ないです」
「変な空気になった?」
「それもないです」
日下部は少し笑う。
「全部、お前の頭の中か」
相談者も苦笑した。
「そうです」
しばらく沈黙が流れる。
日下部は言う。
「自分のこと話すとさ」
少し間。
「何か渡した気分にならないか」
相談者は顔を上げる。
「渡した?」
「うん。秘密ってほどじゃなくても自分の一部を見せた感じ」
短く言う。
「だから急に無防備になる」
相談者は黙る。
「それ」
少し考える。
「分かるかもしれません」
日下部は続ける。
「人って、話してる最中より帰って一人になってから」
少し間。
「『あれでよかったかな』って見直し始める」
相談者は笑った。
「脳内反省会です」
「長いんだよな」
「毎回です」
「反省会って」
日下部は言う。
「録画でも見てるみたいに細かいよな」
相談者は吹き出した。
「分かります」
「でも」
日下部は少し真面目な表情になる。
「相手は」
少し間。
「そこまで覚えてない」
相談者は止まる。
「え」
「お前が五時間考えてる話、相手は帰ってゲームしてるかもしれない」
相談者は笑った。
「それはありそうです」
「人って自分のことで忙しい」
短く言う。
「意外と他人の失敗は残らない」
相談者は静かに頷く。
「俺」
少し考える。
「嫌われたか心配なんじゃなくて変なやつって思われたか気になってたのかもしれません」
「その違いは大きいな」
日下部は言う。
「でも」
少し間。
#一次創作
ruruha
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ruruha
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ruruha
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#相談部屋
「自分のことを何も話さなかったら」
相談者は顔を上げる。
「うん」
「誰とも近づけない」
教室が静かになる。
相談者は黙る。
「恥ずかしいってことは」
日下部は笑う。
「ちゃんと相手を信じようとした証拠でもある」
相談者は少し驚いたように笑った。
「そんな考え方したことなかったです」
立ち上がる。
「また反省会すると思います」
「短めにな」
「努力します」
「そのくらいで十分」
ドアが閉まる。
自分のことを話したあとに恥ずかしくなるのは、失敗したからとは限らない。
誰かに少しだけ心を見せたからこそ、無防備になってしまうだけなのかもしれない。