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高校二年生・仮名:Rさん
友達って、ほんとに信じていいんでしょうか。
表では仲良くしてても、裏では何を言われてるか分からない。
一度裏切られてから、人を信じるのが怖くなって、
笑っててもどこかで「まただまされるかも」って思ってしまいます。
こんな気持ちのままじゃ、誰とも本当に仲良くなれない気がして……。
遥
「……わかる。
オレも、正直“誰も本気で自分を必要としてないんじゃ”って
ずっと思ってたから」
「裏切られたことがあるなら、
“もう信じるな”って自分に言い聞かせたくなるよな」
蓮司
「たださ、“信じる”って別にゼロか百かじゃないんだよ。
“ここまでなら任せてみる”とか“この部分だけは信じてみる”とか。
小さく分けて積み重ねてもいいんじゃない?」
日下部
「……俺も、前に友達だと思ってたやつに平気で嘘つかれた。
それ以来、“全部預ける”のはできなくなったけど……
それでも、“ちょっと安心できる”相手は、少しずつ見つかったんだ」
遥
「信じられなくてもいいんだよな、最初は。
“疑いながらでも隣にいる”って関係もあるし。
完璧に信じられなくても、繋がれることってあると思う」
蓮司
「それに、もし相手が裏で何か言ってても、
それで“君の価値”が変わるわけじゃない。
信じるかどうかは相手の問題じゃなくて、
“自分がどう付き合うか”を選ぶことなんだよ」
日下部
「……怖くても、“全部ひとりで抱え込むよりはマシ”って思える人。
きっといると思う。
見つかるまでがきついんだけど……でも、いないわけじゃない」
🗝 三人からのことば
遥:
「“信じたいけど信じられない”って、そのまんまの気持ちでいい。
無理に変えなくていいし、その状態でも繋がれる人はいる」
蓮司:
「信じるのは“全部”じゃなくていい。
小さく分けて、ちょっとずつでいいんだ」
日下部:
「裏切られたことがあるなら、怖いのは当たり前。
でも、それでも繋がりたいって思えたなら……
その気持ち自体が、すでに強さだと思う」