「――と、どこだ?」
店に入ると辺りを見渡し佑志の姿を探す。
今日は完全に引き籠りモードで、どこにも出かけるつもりもなかったのに佑志から飲んでるから出てこいと電話一本で強制的に、この店に呼び出されたのだ。
それなのに店に着き電話を掛けてみても一向に出ない。
仕方なく店に入り、直接、佑志を探すことにしたのだ。
「あ、辻井くんこっち!」
予想と反して高い声が俺の名前を呼んだ。
聞き覚えのある声に振り返ると、そこには軽く手を挙げた川島が居た。
「川島も居たのか」
勝手に佑志1人で居るところに呼び出されたと思っていた。
「私が居ちゃ悪い?」
俺の言葉に川島が少しムッとした顔を見せた。
「別に悪くはないけど、居るとは思ってなかったから」
「悪くはないと言ってるけど、あまり居てほしそうじゃない感じがするんですけど」
どうやらすでにお酒が入っているらしく、面倒くさいくらいしつ********************
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