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見合い相手の森谷純に電話した。
「私牧村雛子ですが森谷純さんいらっしゃいますか」
「ああちょっと待っててください母と変わります」
「母さん牧村雛子さんっていう女からだ兄貴の事か?…」
「はい森谷の親ですけどあなたお見合いほっぽらかしてどうするのよ…あの子の将来的がかかってるのよね…」
「居たら変わって頂けませんか?…」
良いわよ断ったらあなたもこれからの将来、家庭に影響するでしょねぇ
〃おふくろ誰に電話してるんだ…〃
〃見合い相手の牧村さんよ…出る?〃
〃モシモシ?〃
「はい…この前は申し訳ありませんでした…」
〃かけ直しても良いかな〃
切られた
…?
私の電話知ってるんだ…
少し違和感があった。
しばらくしてから私の携帯電話が鳴り響いた。
非通知…
誰…
「雛?俺だよ純だよ!」
「純さん?…森谷さんですか?」
〃アハハ雛じゃないって笑い出した〃
誰かからも電話がかかってた。
「切って良いの?」
「なんだ?俺と付き合うっていう約束しただろ」
「まだ約束してませんけど」
「私は自分本意で電話したんじゃないから!あなたの御両親に怒られてもいいから単なる付き合いで…」
「切りなさい!雛子…」
「お母さん…」
あなたに電話きてるわよ甲野さんからよ。警察に勤務先決まったって
「甲野さんから笑っ」
〃モシモシ…〃
「甲野さんごめんなさい。お友達から電話きてたので…」
〃何か言ったかな〃
子機で母が聞いてた。
又電話来てる…
森谷純からだった。
〃雛子さん?…聞いてる?今夜食事するから迎えに行くって〃
「はい、ありがとうございます甲野さん何時頃になります?…」
〃また聞くのか?…6時までに迎えに行くからね支度しておきな〃
「分かりました」
切られた…
「まだ安定してないな…」
山沢と小夜子が傍にいた。
ニコニコしてた。
「なるべく自分から誘わないと」
「分かってるよ!」
人の家に来て冷蔵庫の材料を調理してた小夜子が
ずいぶん買溜めしてたのね…
「ちょくちょく買いに行くのが嫌だからだ!」
「家で食事したかったよ…」
「たまに外食してリベンジして見たら良いよ」
「おい山沢…お前まで言うか…」
兄さん時間でしょ。
「旨そうだな小夜子のビーフシチュー」
「勉強終わったの!ご飯よ」
「私も行く笑っ」
「駄目!叔父さんの邪魔よ…」
「パパ…離してよ!セクハラで訴える!」
優乃…
「おませな娘だな笑っ…行ってくる」
出ていった