重力を無視するような感覚が気持ちがいい。
揺れる海面に身を任せて、ただただ、全身の力を抜いていく。
こうすると自然に無心になれる……
はずだったのに、どうしたって思い出してしまうのは昨日の出来事。
「みや」
名前を呼ばれ、目線を向けると、目の前には近すぎる宏忠さんの顔があった。
唇に何かが触れる感触がしたかと思ったら、それはすぐに離れて、深く鋭い瞳で私を見つめる宏忠さんが少し傾けた顔をもう一度近づけた。
唇が重なると同時にぐっと引き寄せられた身体は、宏忠さんを見上げるようになって自然と少し空いた口内に侵入した舌先は私の舌を絡み取る。
「んッ……」
繋がったままゆっくりと世界は傾いて緩い衝撃が背中に走る。
激しさを増す口づけが私の酸素を奪い、息はあがり、身体も血が沸騰しそうなほど熱くする。
苦しくて空気を求めて肩を押した手は宏忠さんの手に捕まって頭の上で1つに繋ぎ止めら***********************
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