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高校一年生・仮名:Yさん
クラスで「明るい子」って思われてるみたいで、
いつも笑ってリアクションも大きくしてます。
でも本当はそんなに元気じゃない日もあって。
家に帰ると「私って無理してるな」って落ち込んでしまいます。
「本当の私」って何なのか、わからなくなるときがあります。
蓮司
「“明るい子”ってラベル、便利なんだよね。
クラスが盛り上がるし、周りも安心する。
でも、それを続けてると、ふと“私って誰?”って迷うのも当然」
遥
「……分かる。
オレも“平気なふり”ばっかしてたら、
どれが本音か分かんなくなったことある。
“笑ってる自分”が本当じゃない気がして、すげぇしんどかった」
日下部
「でもさ、“無理してる自分”も“本当の自分”だと思うんだよな。
誰かに合わせようとして頑張るのも、嘘じゃなくて、ちゃんと“自分”」
蓮司
「なるほど。そういう視点もあるね。
“無理してる自分”を切り捨てないで、“そうしてる自分もいる”って
受け止めるのが大事かもしれない」
遥
「……でも、しんどいときは無理しなくてもいいんだよな。
“明るいキャラ”をちょっと休む日があっても、
本当は誰もそこまで気にしない。
気にしてるの、自分だけのこと多いし」
日下部
「そう。
“今日ちょっと静かだな”くらいで、意外と人はスルーするもんだよ。
だから“毎日完璧に元気”でいなくても、全然大丈夫」
蓮司
「結局、“本当の自分”って一個じゃなくて、いくつもあるんだよ。
笑ってるのも、疲れてるのも、両方ほんと。
どっちかを偽物にしなくていい」
🗝 三人からのことば
蓮司:
「“本当の自分”は一つに決めなくていい。
無理してるのも、力を抜いてるのも、どっちも君」
日下部:
「“合わせる自分”も“疲れる自分”も嘘じゃない。
切り捨てないで、まるごと受け止めてやってほしい」
遥:
「明るいキャラを休んでも、周りは意外と気にしない。
だから、“元気じゃない自分”を出すのもアリだよ」