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高校一年生・仮名:Sさん
仲のいい友達はいるんですけど、
グループで集まるときに「なんか私だけ浮いてるかも」って感じることがあります。
みんなが楽しそうに笑ってるとき、私も笑ってるけど、
内心「本当にこの輪に必要なのかな」って思ってしまって……。
別に嫌われてるわけじゃないと思うけど、
どこにいても“居場所がない”ような気がします。
遥
「……その気持ち、めっちゃわかる」
「オレも、居場所なんてどこにもねぇって思ってた。
“嫌われてない”のに、“必要とされてない”って思っちまうんだよな」
蓮司
「でもね、“浮いてるかも”って感じるときって、
実際には“周りが楽しそうに見えすぎてる”だけ、ってことも多いんだよ」
「みんなが笑ってても、心から楽しんでる子ばっかじゃない。
“合わせてるだけ”の人も、意外といる」
日下部
「……俺も、笑ってるのに内心は全然楽しくないってとき、いっぱいあった。
だから“Sさんだけが特別に浮いてる”ってことは、たぶんない」
遥
「けど、居場所がないって思うのは、しんどいんだよな。
笑ってても、ひとりだけ違う空気にいる気がして……」
蓮司
「そういうときは、“必要とされてるかどうか”じゃなくて、
“ここにいたいかどうか”で考えてみるといいかも」
「自分が“いたい”って思えるなら、その気持ちが居場所をつくる第一歩になる」
日下部
「……そうだな。必要かどうかより、いたいかどうか。
“笑える自分”でいられる場所なら、それがもうSさんの居場所だと思う」
🗝 三人からのことば
遥:
「“浮いてるかも”って思うのは、自分をちゃんと見てる証拠だ。
その分、ほんとの居場所も見つけやすいはずだぜ」
蓮司:
「“必要とされてるかどうか”は、他人が決めること。
“ここにいたい”は、自分だけが決められること」
日下部:
「居場所って、与えられるものじゃなくて、選ぶものだと思う。
Sさんが“ここにいていい”って思えるなら、それで充分」