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#異世界転移
花月夜れん
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#東京リベンジャーズ
ユキ
137
フィオレ
230
逃さぬ様にと腰をガッチリと掴み、濡れる蜜路を何度も己の怒張する屹立で擦り上げ、最奥を打つ。子宮口を叩かれるみたいな衝撃を与えられ続けているというのに、体は昇りに震えてしまう。甘い声をあげ、もっともっとと強請るみたいに、狭隘な蜜路で叶糸を抱き包む。叶糸だけじゃなく、私の理性までもが完全に吹き飛んでしまったみたいだ。
「あぁ♡んぁ、いっ!」
突かれるたびに胸が揺れ、でもそれさえも気持ちよく思えた。
「アルカナも、もう、堕ちちゃったみたいだな♡」
嬉しそうで、幸せいっぱいな声で、こっちまで満たされていく。
「あぁぁ、可愛いっ。君とずっとこうして繋がっていたいよ」
お互いの肌がぶつかる音が邪魔するが、多分そんな感じの事を言ったと思う。続けて、「好き」「愛してる」と繰り返し言われ、心にじわりと染み込んでいってしまう。受け止めちゃいけないのに、私はずっと一緒に居てあげられないのに——
(今だけ、今だけは傍に居てあげよう)
そうは思えども、『愛している』に対して『私も』だなんて嘘がどうしても言えない。もちろん嫌いじゃないけど、どう足搔いたって同じ想いを返してはあげられず、私から出る声は嬌声ばかりだ。
「も、持たなっ。——孕んで、ねぇアルカナ、オレの子を産んで?ね?それでいいよな?」
獣人の性欲の強さは繁殖本能に起因したものだ。性欲に、そして本能に支配されている状態で望んでいるだけなんだってわかっちゃいるけど、それでも嬉しく思ってしまうのは、私にも多少は『子孫を残す』という動物的な本能が残っているって事なんだろうか。
返答なんか待たぬまま、叶糸が「んぐっ」と言いながら私の体を強く抱き締めた。制御不能なのか骨が軋む程に強いんだが、それさえも快楽に変換されていくのが恐ろしい。
息が詰まり、今までで一番大きな情炎が私に襲いかかってきて頭の中が真っ白になり、腹の奥が熱いモノで急速に満たされていく感覚のせいで全身が快楽に呑まれる。ビクビクッと激しく全身を震わせていると、ずるりと叶糸の熱塊がナカから抜け出ていき、その動きで、また体がびくんっと跳ねた。短時間に連続して甘い痺れに襲われ、一気に全身から力が抜ける。
「あはっ、スンゲェ出たな」
叶糸が秘裂にそっと触れると、大量の白濁液が彼の指に垂れ落ちた。愛液や破瓜の血まで混じって、ぼたぼたと白いシーツをも汚していく。
「残念。多過ぎて全部は呑めなかったみたいだな」
肩で呼吸をしている私の体を仰向きに回転させながら叶糸が言う。この体では子宮自体が小さめなせいもあろうが、彼が自覚している通り、多分相当量の白濁液を吐き出したのだろう。
「ちゃんと溢さないで、次は全部呑もうな♡」
色々な液体でぐっちゃぐっちゃになっている秘裂にぴたりとまた硬いモノが当たった。……知ってはいたけども、復帰が早過ぎて色々対応しきれない。
「いや、もう、無理ぃ」と涙ながらに訴える。一応は正常位っぽい状態ではありつつも、両手首を吊るされ、腰を両手で持ち上げられているだけという不安定な体勢のせいでかなり辛い。
「あぁ、この体位は宙ぶらりんみたいでキツイのか。じゃあ、こうしよう」と言うが同時に、私の胸のすぐ下に魔力で編んだ黒い枷が巻き付いていく。それにも例に漏れず上方向に伸びる鎖が繋がっていて、私の体を支えてくれてはいるのだが——
(別にこうして欲しかったわけじゃないぞ!?)
と、泣き叫びたくなった。多分叶糸もそれはわかっていると思う。だけど敢えてスルーしているんだ、絶対っ。
「さっきので、孕むには十分な量を、貰ったから、な?だから、——もう」と懇願するみたいに口にし、ゆるゆると首を横に振る。だけど叶糸はゾクッと肩を震わせ、「また……そうやって煽る。もうここまでくると、わざとなんじゃないか?って思えてくるよ」と叶糸が言った。
「ひゃっ!」
ミチッと、叶糸の熱塊がまた秘裂をこじ開け、挿入ろうとしている。一度は出したはずなのに、ちっともそうとは思えない剛直っぷりだ。
「そうだなぁ、アルカナが自分から『もっとシテ』って言えたら、早く終わってあげられるかもな」
いやいやいや!絶対にそれも煽って終わりじゃろ!と経験せずとも見当がついてしまう。
「オレの脚に尻尾を絡めて、『沢山注いで♡』でもいいけど」
不自然な程明るい笑顔を向けられたが、どっちもこの状況下で言っていい台詞だとは到底思えない。どう考えても燃料投下しているだけだろ。
「あ、ぁぁ、うぅ……」
口をぱくぱくと動かす事しか出来ないでいると、またゆっくりと叶糸の熱塊が蜜路を優しく撫で始めた。
「ひあぁっ!」
背を逸らし、身悶える。恥部からはまた愛液がぽたりとシーツにまで淋漓し、泥濘が勝手に脈動して叶糸を招き入れてしまった。
「なんだ、アルカナも欲しいんじゃないか♡」
瞳をとろんと蕩かせ、嬉しそうに叶糸が言う。身体が勝手に反応しただけで、『私』の意思じゃないんだ!と頭ん中では考えていても、再び暴走モードにスイッチの入った叶糸にその言葉を投げつける事は最後まで出来なかった。
……——のそっと、かなりゆっくりとした動きで私が上半身を起こすと、叶糸の腕がマットレスにずるっと落ちていった。どうやら彼は私を抱き締めたまま眠ったみたいだ。彼の眠りはかなり深く、腕が落ちても起きる気配はない。当然だ、私から多くの言質を引き出し、その『言霊』を活用して契約魔法を刻み込もうとし続けながら、あ、あんな、あんな痴態に耽ったのだから。
しかも今も尚、この部屋全体に結界が張ってある。中から外には出られない仕様になっているから、叶糸が起きた時に私が居ないという不測の事態を避けるのが目的だろう。随分前に、南風家に行こうと、眠る叶糸を放置して出掛けた一件が、彼の中で未だに尾を引いているみたいだ。
(……にしても、は、は、激しかったなぁ)
つい遠い目になってしまう。
私には昔の記憶が無いから比べ様もないのだが、それでも、何となくこんなのは初めての経験だったんじゃないかって思える程だった。まぁ最初から拘束プレイという時点で絶対そうだ。そうに違いない。
(まさか、この先ずっと、こんな淫楽な行為が続くのか⁉︎)
ボッ!と一気に顔が赤くなる。と同時にじわりと腹の奥が熱を帯び始め、現状から目を逸らそうと、私は慌ててベッドから抜け出して、近くにあった水の入るペットボトルを手に取った。
魔術を掛けて温度管理でもしてくれていたのか、サイドテーブルの上に置きっぱなしだったのにまだ冷たい。蓋を開け、半分程の量を一気に体へ流し込み、「ぷはっ」と言いながら口を離した。
乾いた体にめちゃくちゃ沁みる。ただの水をここまで美味しいと思ったのも、初めての経験かもしれない。
(まぁ……コレがこの先も続くにしても、獣人の平均寿命を考慮してもせいぜい二百年程度だろう。今まで千年近い時間を耐え忍んできたんだ、あと少しくらい付き合ってやるか)
叶糸が抱えていた問題はほぼほぼ解決してあるし、ここからはもう消化試合みたいなものだ。あとは彼が寿命以外の理由では死なない様に、死にたくなる様な目には遭わない様にしていけば——
(私の願いが、やっと叶う)
あと一歩、そう、もうあと少しなんだ。……まぁ、その『一歩』がちょっと大きいが、願い続けた時間を思えば『すぐ』みたいなものだろうと、自分に言い聞かせた。
「……ん?——あっ!」
今更ながら自分が全裸のままだった事に気が付き、慌てて周囲を見渡す。投げ捨てたみたいに床に落ちているネグリジェはとてもじゃないがまた着れる様な状態じゃないし、着ようとも思えない。なのでもう何だか色々と面倒になってきたから魔法で自分をパジャマ姿に変化させてみた。これならば叶糸が起きても無事に済むだろうと思っていたのだが、コレはコレで新鮮だったのか、そのまま昨夜の続きに突入した事は……もう、敢えて語らずともといった所だろう。
コメント
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第53話、拝読しました……いやもう、冒頭から密度がすごくて一気に引き込まれました。アルカナの体は素直に反応してしまうのに、心は「今だけは」と距離を取ろうとする、そのもどかしさが切なくて。最後の「あともう少し」の呟きに、彼女が背負ってきた千年の重みが詰まっている気がして胸がぎゅっとなりました。それでも、叶糸の腕が落ちたのを見て無意識にほっとするような柔らかさも感じられて、もうこの先が気になって仕方ないです……!🤍